No.128990

闇姫無双 11

護衛さん

駄文&ノープラン第11弾
今回より反董卓連合に移ります

2010-03-09 12:18:17 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:9862   閲覧ユーザー数:7816

俺たちが連合に参加すると決めたその日から

行軍してようやく集合地点に着いたときだった

兵「長い行軍お疲れ様です。名と兵数を教えください」

桃香「平原の将、劉備です。兵数は約1万、総大将にお取次ぎお願いします。」

俺たちはこのまますらすらとことがすすむと思っていたが・・・・

兵「はい、ですが、申し上げにくいことなんですが・・・・総大将はまだ決まっておりません」

愛紗「なんだと!?では、ここで何を・・・」

???「総大将を決める軍儀をやっているんだよ」

一刀「白蓮」

白蓮「よぉ桃香、北郷元気だったか?」

一刀「あぁ、白蓮も元気そうだな」

白蓮「あぁ、おかげで無病息災だよ。星も元気そうだな」

星「はい、おかげさまで」

一刀「それで?総大将が決まってないってのは?」

白蓮「ああ・・・皆自分たちの兵を失わないで功を得たいと考えているんだろ。さっきから腹の探りあいだ。やりたそうにしてるやつはいるんだが・・・・自分から、名乗り出ないんだよ」

朱里「おそらく、推薦されればやるでしょうが、自分が総大将になって当然と思っているのかと思います。ですので、推薦した方に責任を取らせるなど・・・・」

雛里「あわわ、考えられるのは先方を押し付けられたり・・・・」

一刀「時間の無駄だな・・・・ちょっと、行ってくるよ」

桃香「あっ、まってご主人様」

俺と桃香でその馬鹿大将を決めようとしている軍儀に向かった

???「ですから、何度も申し上げている通り、連合の総大将には兵力、軍資金、ほかの諸侯を纏め上げる統率力が必要なのですわ。その能力を持っている人物がこの場にいればの話ですがね。

オーッホッホッホ」

俺はこの場所に来たことを悔やんだ、同じく桃香も口をあけてぽか~んとしてる

目の前には金ぴかの鎧を纏った高飛車ドリルが高笑いしていたからだ

桃香「・・・ねぇ、ご主人様」

一刀「ん?」

桃香「気分悪くなってきた」

一刀「なら、外で休んでおいで、ココは何とかするから」

桃香「ごめんね、ご主人様」

桃香が気分悪くなるのもわかる気がする・・・・空気よどんでいるぞ、ここ

???「それで、その総大将にふさわしい人はいるのかしら?」

???「それは、わたくしにも判りませんわ。ですが・・・・」

一刀(さっきからこの二人のいたちごっこだな・・・・その間にも董卓軍は・・・・か)

一刀「なぁ、そこの馬鹿二人。いい加減話進めないか?」

???「なっ・・・誰に向かっておっしゃっているのかしら?」

???「麗羽はともかくまさか私にも言っているのかしら?」

一刀「はぁ・・・めんどくせぇ、髪を左右に分けて、螺旋状にしてる馬鹿のことだよ・・・・まさか、自分のこともわからないのか!?」

???「あ・・・あ・・・あなた!私を袁本初と知ってていっているのですか!?」

一刀「しらん」

本初「ムキー」

一刀「で?そっちのチビは?」

???「なっ・・・キサマ、華琳様に向かって」

???「春蘭!「はい」私は曹猛徳、あなたは何者かしら?」

一刀「俺は、北郷一刀、劉備軍に所属している」

俺のひと言で当たりはざわめき、あちらこちらから『あれが天の御使いか?』『強そうには思えぬが』などが聞こえてきたが、無視する

一刀「それで?総大将は決まったのか?」

本初「それは・・・まだ、ですわ」

一刀「なにしてんだ?こんなくだらない探りあいして」

曹操「アナタには関係ないことよ・・・邪魔するなら出て行きなさい」

一刀「そう・・・おい、本初」

本初「なっなんですの?人を呼びつけて」

一刀「兵糧を5千人分よこせば、俺が先鋒してやる、もし拒否するなら・・・・連合は存在するのかな・・・」

俺の『存在するのか』にその場は氷つく、そうコレはある意味崩壊の危機

俺は言いたいことをいって、天幕を出た

本初「なんなのですか、あの男は!私が集めた連合が負けるはずありませんわ」

??「・・・袁招様、兵糧、軍資金、兵すべて5千ずつ劉備陣営に持っていきますね」

本初「何を勝手なことをしているのですか?顔良さん、あんなこと言われたからってその通りにする必要はありませんことよ」

顔良「袁招様は・・・・いえ、では失礼します」

顔良はそのまま、天幕をでた

曹操「連合の総大将はあなたでいいじゃないかしら?あの男も推薦してたことだし」

本初「では、この私が総大将になりますわ。」

曹操「それで、作戦とかはあるのかしら?」

本初「そんなものはまだ必要ありませんわ、あの男がやられたら考えましょう」

曹操「そう・・・じゃぁ、自分の陣にもどるわ、春蘭、桂花いくわよ」

二人「「御意」」

一刀「くそっ!あんな馬鹿が英傑といわれた袁本初と曹猛徳なのか?」

桃香「ご主人様・・・・大丈夫だった?」

一刀「あっあぁ、でも先鋒は俺に決まったよ」

桃香「えー、私たちが先鋒・・・はぁ」

一刀「すまない、愛紗・・・・話がある・・・・きてくれ」

愛紗「はい」

星「主の様子が少しおかしいと思わぬか?」

朱里「そうですね・・・・あの軍儀で何があったのか・・・・」

雛里「・・・・ご主人様」

桃香・鈴々「「?」」

愛紗「ご主人様!?どうなされたのですか!?」

一刀「ごめん、愛紗」

愛紗「やはり、先ほどの言葉はご主人様お一人で行こうとすることですか」

一刀「あぁ、皆には迷惑かけられないよ」

愛紗「迷惑など・・・・ご主人様が行くのであれば、私も共に参ります」

一刀「なっ!?ダメだ、愛紗には桃香がいるじゃないか」

愛紗「確かに桃香様は大事ですが、私の主、ご主人様は北郷一刀しか居りません」

一刀「愛紗・・・ありがとう」

愛紗「いえ、してご主人様」

一刀「ん?」

愛紗「あの・・・武器はどうするおつもりでしょうか?」

一刀「愛紗がついてくると言ったからな・・・・星か鈴々に借りようかな」

星「私の槍は主と共にあるのですぞ・・・抜け駆けなど・・・」

愛紗「星!」

星「愛紗はともかく、主。武に秀でたものが見ればすぐにわかりますぞ、主が何をしようとしているのかが」

一刀「ばれていたか・・・・そうだよ、俺は単身で挑もうと思ってた」

星「やはり・・・ですか、ソレを知っているのは、おそらく後軍師たちしかおらぬでしょう。桃香様は戦の準備をしておりましたから」

一刀「そうか・・・・なら、先鋒は俺、愛紗、星、の三人か」

??「北郷様・・・私も行きます」

愛紗「誰だ!?」

星「おぬしは」

霞「はい、私は以前公孫賛さんのところにいました。しかし、今は北郷様の将です」

愛紗「ご主人様・・・これは・・・?」

一刀「彼女は連合に参加すると決めた日からずっと影から支えてくれた子だ、霞、自己紹介を」

霞「はい、私は姓、名、字は持っておりません、ただ北郷様からいただいた、真名・霞が私の名です」

愛紗「真名のみとは・・・・私は愛紗だ。そう呼んでくれ」

星「ふむ、主に真名を与えられるとは・・・少しうらやましいですな。私は星だ」

霞「では、愛紗さん 星さん。私のことは霞と」

二人「「わかった」」

一刀「そこにいるのは誰かな?盗み聞きはよくないよ」

三人『!』

顔良「ばれてしまいましたか。お初にお目にかかります、袁招様の将、顔良です。」

一刀「それで・・・その将軍は何用かな?」

顔良「はい、突然の申し上げをお許しください。私を北郷さんの将にしてほしいのです」

四人『え?』

顔良「先ほどお会いになったと思います、袁招様ですが根は優しい人なのですが、なにぶん誇りが高く、臣下の言をお聞きならないときが・・・」

一刀「なんとなく、わかるよ。それで、俺の元に?」

顔良「はい・・・だめでしょうか?」

一刀「俺はいいけど・・・」

愛紗「私も良いと思います」

星「私は主と共に参るだけです」

霞「私も・・・いいです」

一刀「ありがとう、皆」

一刀「では、顔良「はい」これから共に頑張ろうね」

顔良「はい、私の真名は斗詩と申します。北郷様よろしくお願いします」

一刀「あぁ、いっしょに頑張ろう斗詩」

斗詩「はい!」

一刀「それじゃぁ、愛紗と星は俺といっしょに関へ」

一刀「霞は董卓の顔わかるよね?」

霞「はい」

一刀「なら、危険だけど保護頼めるかな?」

霞「お任せください」

斗詩「あの・・・私は何を・・・?」

一刀「そうだな・・・その鎧を捨てるなら、いっしょにくるかい?」

『ガラン、ドサッ』

斗詩「これで、付いていっていいですね」

あっさり鎧を捨てた斗詩 唖然とする愛紗と星

一刀「あはは、それじゃぁいこうか」

『御意』

曹操サイド

華琳「あの男が北郷一刀」

桂花「ふふふ、ばかな男。」

秋蘭「ボー」

春蘭「秋蘭?秋蘭!」

秋蘭「!・・・なっなんだ、姉者」

春蘭「何をぼけってとしておる」

秋蘭「いや、なんでもないさ」

春蘭「ならばいい」

華琳「秋蘭・・・・すこしいいかしら」

秋蘭「はい、なんでしょう」

華琳「あの男、北郷に好意を持っているのかしら?」

秋蘭「そのようなこと・・・」

華琳「そう、ならいいわ」

秋蘭(華琳様・・・やはり、私も女なのですね)

華琳(秋蘭・・・アナタは私の物なのだから)

家臣を物と扱う曹操と北郷に惹かれ始める夏侯淵

この違いが後にどうでるか・・・

孫策サイド

雪蓮「あの男、面白いわね」

冥琳「馬鹿か大物か・・・さて、どちらだろうな」

雪蓮「私は後者だと思うわ」

冥琳「それは、勘か?」

雪蓮「ええ、勘よ」

祭「策殿がそこまで言う男、見てみたかった気もするのおー」

穏「そうですね~、私もみたかったです~」

冥琳「それで、どうするの?」

雪蓮「もちろん、隙あらば私たちがもらうわよ」

冥琳「それもそうだな」

雪蓮「ってことで劉備と同盟組んでくるわ」

冥琳「わかった。兵は準備させておく」

雪蓮「頼んだわよ」

劉備サイド

??「アナタが劉備かしら?」

桃香「はい、そうですが・・・アナタは?」

曹操「私は曹操、そう北郷はいないのね」

桃香「ご主人様が・・・それで、ご用は?」

曹操「北郷にあっただけだから・・・失礼するわ」

桃香「・・・はぁ」

??「いまいいかしら?」

桃香「はい・・・?」

桃香「どちら様でしょうか?」

孫策「私は孫策、早速だけれども、劉備」

桃香「はい」

孫策「私たちと同盟を結ばないかしら?袁術の客将としている私たちにできることはあまりないけど・・・」

桃香「そんな・・・ありがとうございます。けれど、ご主人様に言ってみないと・・・」

孫策「そう・・・よかったらいつでも行って頂戴」

桃香「はい!」

孫策「それじゃぁ、またね」

覇王と国王が去った後桃香は何を思うのだろう

桃香「・・・ご主人様」

おまけ

『猫』

???「はぅあ~、お猫様がたくさんです」

???「ですが、なぜ皆様私になついてくれないのでしょうか?」

???「アナタが間謀でなければ、なつくと思いますよ」

???「だれですか!?」

???「彩音とでも言っておきましょうか」

???「名乗られたら、返すのが礼儀ですね。私は周泰と申します」

彩音「それで、ここの猫に限らず、街にいるすべての動物は私に味方してくれます。おとなしく縄についてくれませんか?」

周泰「そんなこと、やってみなければ『ぽと』!?」

猫「にゃ~」

周泰「おっお猫様~!」

猫「にゃっ」

周泰「お猫様~、また逃げられました」

彩音「ありがとう、ごめんね」

猫「にゃ~(ゴロゴロ)」

周泰「ずるいです」

彩音「だからいったでしょ。間謀をやめれば、この子達もなつくと」

周泰「ですが、ソレが私の仕事です」

彩音「そう・・・なら何も言わないわ」

彩音「さぁ皆、あの方の元にもどりましょう」

周泰「最後に一ついいですか?」

彩音「なにかしら?」

周泰「あの方とは誰のことを・・・」

彩音「いいわ、特別よ・・・・あの方とは北郷一刀様のことよ・・・・アナタも興味あるなら見てみたらいい、きっと好きになるから」

猫「にゃ~」

周泰「お猫様~!」

周泰「逃げられてしまいました・・・」

私が気が付いたときにはもう、彩音さんはいなかった。私の頭に残った言葉

周泰「北郷・・・・一刀・・・・天の御使い!?」

・・・・あの方とは・・・・・北郷一刀様・・・・・・

あなたも・・・・・興味が・・・・あったら・・・・・・見に来ると・・・・・・いいわ

きっと気に入るから

周泰「これも・・・・任務の内です」

私は駆け出す、北郷一刀がいると思われる城に・・・

あとがき

色々暴走して斗詩が仲間に・・・

次回は華雄対一刀

さて、結果はどうなることやら


 
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