現在世界の鉄道の自動運転は、GoA（ゴア）Grades of Automationと呼ばれる規格に基づいて、レベルを0から4まで5段階で定義しているが日本の鉄道では、GoA2.5（添乗員付き自動運転）という独自のレベルがあり6段階になるそうだ。レベル2.5は列車の先頭部に運転免許を持たない係員が乗り、緊急停止操作や旅客の避難誘導を行うのだ。日本のレベルの分け方は「GOA‐0」路面電車　「GOA‐1」踏切等がある一般的な路線　「GOA‐2」"運転士"が支援する地下鉄　「GOA‐2.5」"乗務員"が支援する在来線で東京メトロ、つくばエクスプレスなど　「GOA‐3」車内業務の乗務員がいるモノレールで舞浜モノレール　「GOA4」完全自動運転で新交通のゆりかもめと神戸新交通だ。（新交通はゴム製の車輪）1981年に開業した神戸新交通ポートアイランド線がGoA4無人運転の始まりだ。東京臨海新交通臨海線、通称『ゆりかもめ』は1995年（平成7年）11月1日に新橋駅 - 有明駅間で開業し、全線開通したのは2006年（平成18年）3月27日だった。　本家の「ユリカモメ」はカモメの一種で、10月下旬から11月上旬にシベリアやカムチャッカ方面から渡来するという。そして東京に来るユリカモメは、4月頃まで東京湾、隅田川、多摩川などに群れをなして越冬するようだ。東京と福岡のユリカモメの行動は違うらしく、それぞれのグループの行き先は毎年同じらしい。だが温暖化の進行があまりに速くて渡り鳥も適応できなくなりつつあるようだ。ユリカモメはいつまで来てくれるのだろうか。