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No.1152656
紫水 流華さん
アンジェリーク「わー!かわいい、ぬいぐるみね。」 アリオス「ククッ、本当に。お前の怒った顔にそっくりだ。」 アンジェリーク「もう、アリオス!それ、どういう意味!?」
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アリオス「――ぶっ、本当にそっくりだな。凛々しい眉毛や、頬を膨らました顔、(頬に触れて)――そして、この柔らかさ……本当にそっくりだ。」 アンジェリーク「(顔を赤くしながら)……あ、アリオス?どうしたの?」 アリオス「(触れていたアンジェリークの頬から手を離し)――と、なんでもねぇよ。(アンジェリークが持っていたぬいぐるみを手に取り)それより、これ欲しいんだろ?買ってやるよ。」 アンジェリーク「えっ、いいの!?ありがとう、アリオス!(笑顔)」 アリオス「ほら、さっさといくぞ。(歩き出して独り言を言うように)――必ず手に入れる。」 アンジェリーク「(アリオスのあとをついてクスクス笑いながら)ふふ、アリオスも欲しかったのね。それならそうと早く言ってよ。」 アリオス「はあ?何を言ってるんだ、お前は?」 アンジェリーク「アリオスこそ何を言っているの?さっき『手に入れる』って言ったじゃない。アリオスも、私にそっくりなぬいぐるみが欲しかったんでしょう?アリオスって、結構可愛い趣味があるのね。」 アリオス「はあ……そういう事か。そうだな。お前とそっくりなこいつなら、うるさい小言を聞かなくてすむし、静かだからこっちの方がいいかもな(ぬいぐるみを購入して、にやっと笑いながらぬいぐるみをみせる)。」 アンジェリーク「もう、酷いわ!アリオス!私はそんなに怒ってないわ。怒ったとしてもアリオスが危ないことするからでしょう?」 アリオス「ほらほら、ガオガオ言ってる。(ククッ、と笑いながらぬいぐるみをアンジェリークに渡して)ほら、やるよ。やっぱり俺よりお前の方がぴったりだからな。」 アンジェリーク「嬉しいようで、嬉しくないわ……。(ムスッとしながらぬいぐるみを抱きしめる)ーーまぁ!抱き心地最高ね、気持ちがいいわ(表情が緩み、ふふっと笑う)。」 アリオス「お前はコロコロと表情が変わって、本当に面白いな。(アンジェリークの頭を撫でて)どうか、変わらずにそのままでいてくれよ?(翡翠色の瞳を細める)」 アンジェリーク「アリオス……?(アリオスの顔を見て)……アリオスも変わったりしないよね?」 アリオス「俺?……俺は変わらずそのままだぜ。急にどうしたんだ?」 アンジェリーク「そう……ならいいのよ。(ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて)このままアリオスがどこかへ行きそうな気がして不安になったのよ。でも気のせいみたいね。」 アリオス「そんな不安そうな顔をするなよ。(頭をぽんぽんと軽く触り)俺はお前の旅が終わるまでずっと一緒にいるから、そんな顔をするな。せっかく、お前の好きなぬいぐるみを買ったんだから、笑っていろ。」 アンジェリーク「ええ……そうね(にっこりと笑う)。」 アリオス「用がないなら、さっさと店からでるぞ。(店から出ていき)……勘が鋭い女だ。ますますほしくなった。」 アンジェリーク「アリオス、約束よ……(眉を寄せ、ぎゅっと抱きしめているぬいぐるみに力を入れて、アリオスの背中見ながら)変わらずに、どこにも行かないでね……(アリオスのあとを追うように店を出ていく)。」 ゲーム『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』からアリオス×アンジェリーク・コレットです! 2022年の年賀状用として描いたイラストです。
2024-09-21 16:40:42 投稿 / 662×1000ピクセル
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アンジェリーク「わー!かわいい、ぬいぐるみね。」
アリオス「ククッ、本当に。お前の怒った顔にそっくりだ。」
アンジェリーク「もう、アリオス!それ、どういう意味!?」
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