国土交通省によると自然災害リスクは年々増加しているらしい。気象庁によると、台風の数は毎年あまり変わらないが 今年は出遅れた分だけ まとめてドーンと来るかもしれない。それから、ハザードマップを信用しすぎてしまうと危険だという。それは ハザードマップを作成後に人為的に土地が変えられているかもしれないからだという。そうすると想定外の地区で土砂崩れなどが起こる可能性があるそうだ。だが そんなことを言われたら、僕らは何処に住めば良いのだろう。土地を買って家を建ててしまった方には まことに可哀想な気がする。家が押し潰されようが 水没しようが、運が悪かったと諦めて 残念ながらその場所にしがみついて生きてゆくしかないのかもしれない。やはり これからの災害大国日本は 不動産屋の甘言に騙されずに、安いアパートに住むか 移動式住居にした方が良いと思うのだ。どうせ老後は一人か二人で暮らすのだから。移動式で手軽なのはモーターホームだが、難点は狭いことと 住所不定になってしまうことだ。キャンピングカー程度では 家とは言えないだろうし 住所も設定出来ない。そして車と住居は切り離せた方が便利だ。そこで考えたのが、２倍に拡張できる『折り畳み式』のトレーラーハウスなのだ。トレーラーハウスならば住所を設定できるし、予想される災害に応じて避難先も変更できる。ただし すべてが誰かの土地である日本国内では、移動式住居を設置する場所を探す方が難しそうだ。