No.1137399

ウォーキングハウスはヤドカリであった。

新人さん

災害の後始末で一番やっかいなのは ゴミだと思う。そこで 災害ごみを出さない為にはどうしたら良いか考えた。一番大きなゴミは家そのものだ。次に まるごと1軒分がゴミになることを防ぎたいと考えてみた。家を守ることは、命を守ることにもつながるけど、相手が災害の場合は 絶対に勝てない。だから戦ってはいけないので、逃げるしかない。つまり、家ごと避難するのが一番良いはずだ。やはり どう考えてもトレーラーハウスやボートハウスよりも「歩く家」が一番優れているように思える。ハウルが正しいと思うのだ。そんなわけで再度ウォーキングハウスを作った。今回は荒れ野も安定して進める6本脚タイプだ、ウォーキングハウスのオフロードタイプなのだ。大切な家族も財産も丸ごと守ってくれるウォーキングハウスが いつか実現するのかなぁ。みんながウォーキングハウスに暮らしているなら、災害を避けてウォーキングハウスが一斉に避難を開始すると ウォーキングハウスが移動した場所は空き地になるから、後続のハウスはその空き地を通るので 道路が渋滞することはないはずだ。と ジジイは夢想する。 そして ウォーキングハウスは子や孫に代々受け継がれて行くのだ。と、気が付いた。なんのことはない、これはヤドカリだ!

2024-01-25 16:52:45 投稿 / 1024×768ピクセル

2024-01-25 16:52:45 投稿
総閲覧数:157 閲覧ユーザー数:157
1024×768ピクセル

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択