米軍の爆撃機B―1Bランサーは、続々と退役しているらしい。僕はせっかくの美しい機体なんだから、もし旅客機に転用出来たらどうかなと考えてみた。B―1Bランサーの機内積載量は34ｔらしい。旅客機の座席重量は約20kgで手荷物を50kg、大人の体重を70kgとして計算すると 一人あたり140kgになる。34,000÷140＝242.8になるから242席にしよう。ボーイング747は最大467席でエアバス380はエコノミークラスだけなら800席も用意できるらしい。だがランサーは機外にも積載できるほど積載重量（合計60ｔらしい）に余裕がある。スペースさえ確保できたらもっと客席の数は増やせるはずだ。まぁ座席数は大型旅客機にはかなわないが エアバスのほうが全長が20mも長いんだから仕方がない。しかしランサーは高度15,000mをマッハ1.25で飛んだり 高度150mの低空をゆっくりも飛べるのだ。単なる高速移動の手段ではなく、観光目的も兼ねて多用な使い方ができるはずだ。過去に高速飛行をする旅客機ではマッハ2で飛ぶ三角翼のコンコルドがあったが2003年に引退している。現在の旅客機はほとんどがマッハ0.8くらいだそうだからマッハでとぶ希少な旅客機になる。ランサーは高高度の高速飛行から低空の低速飛行に可変翼によって切り替えることができる。窓越しに飛行中に変形する翼が見えるなんてドキドキワクワクするよね。だけどランサーは そろそろ寿命だから、ドキドキハラハラのほうかな。