No.1133646

寂れた温泉街で歌うトキ

長戸御笠さん

仕事にくたびれた俺は九州の某温泉街で骨を休めた。大自然に囲まれた河川沿いの温泉街は交通の便も悪く人気も少なく、半分以上が閉館している。川のせせらぎと野鳥の声…にまぎれて奇怪な騒音…ちがう、歌声だ、これは。物の怪だろうか?田舎の奇祭、因習、妖怪…人生で一度は体験してみたい経験だ。歌声のほうへ足を運んでみると、廃旅館のベランダに白と朱色の服を着た少女がいた。ニッポニア・ニッポン…トキのフレンズだ。なぜトキが九州に?こんな寂れた温泉街に?いろいろ疑問はあるが、自分は今特別な体験をしていることは間違いない。しかし本当にひどい歌声だ。騒音なんてレベルじゃない。だが自分は必死になって手持ちのカメラで写真をとらえようと構えた。その瞬間歌が止んだ。寂しげな表情のトキ。美しい…ん…好き…見惚れてしまう。その時、彼女の生気のない瞳が僕を捉え…
みたいなこと考えながら描いた要はトキ最高!

2023-11-23 23:36:32 投稿 / 1500×2122ピクセル

2023-11-23 23:36:32 投稿
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