メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.1131559
みらくる☆さん
-車内- 俺は今彼女の母親の車で現地に向かっている この間の非礼を詫びたいためと 安全に送りたいと押し切られる形で 見たこともない高級車の車内を
続きを表示
眺める結果になっていた 「夫人も会議に出るのですか?」 今回の会議は、女人禁制だったはず 母親「私は送迎するだけです 参加はしませんわ 当主様のご指示、夫からもお願いされたのです 貴方を無事連れてきてほしいと」 彼女はそこまで言うと 深いため息をついた 母親「あの子 私のことを嫌っているでしょうね 「そんなことないですよ でも 外部の私が言うのも僭越ですが、娘さんの気持ちも 考えてあげてはいかがでしょうか?」 母親「考えてもね あの子には、合わせる顔がないの 私なんかより、ずっと賢くて 魅力的なのはわかってる だから向かい合ってくれることさえ、してくれないかも」 「そんな、親子なのに」 母親「もともと、婚約も主人とその兄が無理を通したんです あの子も、それを渋々受け入れました 全ては私たちの立場のため。大企業の血族なのに 跡取りは2人しかいない それを分かってくれていた でも、会見の場で、相手の男…従兄弟なんですが 叔父叔母である 私たちを揶揄したんです その途端、深雪は激しく怒ってしまって たまたま主人は席を外していて 私はその場にいたのですが その場にあった水を浴びせて 彼に罵声を浴びせて 飛び出したの あの子はあの場に私がいるって知らなかったようです 貴方には災難でしかなかったわね ごめんなさい ああ見えて頑固ですから、今更婚約なんてしないでしょう でも、相手の父親はいまだに乗り気なの、それでももう無理でしょうね あの娘はもう、手を離れてしまう」 「だからこそ 彼女の夢を応援してあげては?」 母親「それは無理なのです、主人も、私も 母として、頑張る子供を応援できないなんて 最低なのはわかっているの でも私は、主人の意向に従うしかできないの それが私の生き方 あの娘と会う機会はもうないかもしれない だからどうか 私は貴方を愛していたと そう、伝えてほしいの」 俺の返事は 1. それは貴方が直接言うべきだ 2. わかりました 必ず伝えますよ 3. もともと無関係なんで無理ですわ +++ 自分は注射は全然平気なんですが 針さす瞬間は目を背けてしまいますね 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-10-20 04:05:46 投稿 / 889×1000ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
-車内-
俺は今彼女の母親の車で現地に向かっている
この間の非礼を詫びたいためと
安全に送りたいと押し切られる形で
見たこともない高級車の車内を
続きを表示