洪水が当たり前のフィリピンで スゴいトライシクルが走っていた。水没して困るなら 車高を上げてしまえば良いということで、自分で改造してしまったらしい。水位が膝までありそうな道路を客をのせて走っていた。僕は思い付いてもレゴで作るだけだが、実車が走っているのだ。だからフィリピンは愉しい。フィリピンには車検の様なものは無いらしい。自分で修理して、勝手に改造する。だから トライシクルやジプニーみたいなドアの無いふざけた車両が走っているのだ。乗車定員もないから、基本的には乗れるだけ乗って良いらしい。バイクの３人乗りは普通で、日本はダメと言うと怪訝な顔をされる。４輪車に定員があると言うと驚かれた。すべて自己責任なのだろう。そのかわり他人のせいには出来ない。これが本当の自由なのかも知れない。