<Case.1 蜀√>
「恋殿、とてもよくお似合いですぞ!」
恋が来ているのは赤い”制服”。
「恋殿のお臍が見れないのは残念で仕方ありませんが、お腹が冷えなくていいのです! ……れ、恋殿っ」
恋に頭をなでられている音々音。
「ご主人様にお礼言う」
「なっ! もしやその服はあやつにもらった物なのですか!?」
「はちみつくまさん」
「え?」
恋の言葉に戸惑う音々音。
「い、今なんと?」
「はちみつくまさん」
「蜂蜜熊? 料理名でありますか? 恋殿がお望みであれば今晩の食事に用意するのです!」
ふるふると首を振る恋。
「ご主人様が教えてくれた。”うん”なら”はちみつくまさん”。”いや”なら”ぽんぽこたぬきさん”」
「なんですと!?」
「かわいい」
うっとりとする恋。
「ちんきゅ~キ~ック!!」
「ぐぁ」
脇腹に直撃をくらい、悶絶する一刀。
「恋殿になに吹き込みやがりますか!」
「ぐっ……か、可愛かったろ?」
「それはもう! ですが、ねねが怒っているのはそこではないのです!」
「?」
「なんでウサギ耳を用意してないのです!!!」
「そっちか!」
<Case.2 蜀√>
「ごしゅじんさま、お母さんのつくったあんまん、おいしいでしょ~」
「うん。鈴々や翠なんて凄いくいっぷりだな」
「あら、もういいんですか?」
「え? いや美味しいんだけどさすがにこう甘い味ばかりだとちょっとキツくて。ごめんね」
「甘くないあんまんもありますわよ」
そう言って紫苑が出したのはオレンジ色のあんまん。
「試してみます?」
「あれ? 俺なにしてたんだっけ?」
<Case.3 魏√>
「ぐ~」
「起きろって」
いつも通りに居眠りしている風に声をかける一刀。
「うにゅ、宝譿はこっち。……ぐ~」
「宝譿がいつのまにかカエルのぬいぐるみにっ!?」
<Case.4 魏√>
麻婆豆腐を食べていた華琳が言った。
「麻と辣は人類の敵よ!」
<Case.5 魏√>
「お願いです。……兄ちゃん、ボクのこと、忘れてください」
「季衣、俺が見つけられなかったことにしても、つまみ食いはばれてるぞ。いずれ捕まる。いっしょに謝ってやるから、おとなしくついてこい」
「うぐぅ」
<あとがき>
絶対誰かやってそうですが、ついやってしまいました。
あと、真琴は思いつきませんでした。
やっと使い方が少しわかってきて、「応援ありがとう」メッセージ登録してみました。
試験的に、一発(一行)ネタを添付してます。
恋姫キャノン出張版目覚まし時計編です。
自分では確認できないのでどうなってるかわかりませんが、タイトルだけでバレバレな内容がだいじょうぶな方はお試し下さい。
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真・恋姫†無双のキャラでkanonネタショートです。
今までよりもさらに短いです。