他人から有償リクエストを受けていて、少しだけ垣間見えてきたことがあります。
それは趣味のお絵かきと職業のイラストレーターは、決定的に違うところもあれば共通するところもあるということです。

一見すると複雑なので、「プロ意識」とか「努力しているかどうか」とかいう言葉で片付けがちな気がしています。

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複雑というよりも、そもそもお絵描きは「欲求」「知識」「技術」が掛け合わさっているのではないかと自分は思っています（仕事もそうですけど・・・）
ここでは欲求について、マズローの五段階欲求がごとく、お絵描き五段階欲求として例えてみますけども。。。

・液タブや紙に筆を走らせる感触（フィジカル）の楽しさを第一段階。
・自分の見たいものを顕現させる楽しさを第二段階。
・そうして作り出したものを第三者に公開し、自分の意思を世間に問うことを第三段階。
・そこでいいねをたくさんもらうことを第四段階。
・そして自らの絵を誰かに買ってもらったり、有償依頼をこなすことを第五段階。



・・・そしてこの「欲求」と並行して「お絵かきの知識」と「お絵かきの技術」というものがあると思います。
今回は欲求のみを具体化してみましたけど、原理的には「欲求✕知識✕技術」によって多方面にわたって分岐しているんじゃないかなぁなんて。

（私も含めて）分岐した末端の枝葉（＝神絵）を見て「難しい」「途方もないじゃん」と不安に駆られがちではありますが、もっと視野を広く見ればそんな不安になることはないんじゃね？と思ったりしています。
神絵を見て感じたことを恐れず分類してキレイに収納しておけば、自分が伸ばしたいところが明確になって不安よりもワクワクが増えていく、そんな気がしています。

あくまで個人の意見ですので、ご覧になる方の感覚が異なる場合はご容赦ください。