No.111545

真†チェンジで無双・月⇔詠編

MiTiさん

皆さん、お待たせ?しました。
チェンジシリーズ月⇔詠のお話です。

キャラ崩壊前提、作者の主観が多分に含まれていますが…
それでも良いという方…どうぞ!

2009-12-10 23:28:56 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:6240   閲覧ユーザー数:5312

『月 in 詠』

 

よく「普段ツンな子がデレに入ると、その威力は半端無い!」と言われる。

 

確かに…今の彼女を見たら俺の精神への破壊力は半端無い…

 

普段俺のことを”アンタ”呼ばわりする彼女が”ご主人様”と呼ぶ…

 

性格が表れているのか、ツリ目な表情がタレ目になっている…

 

落ち着かないから、という理由で今はミニスカではなくロンスカのメイド服…

 

相手を牽制しようと、握りこぶしを腰に沿え手を突き出す彼女が、

 

今ではおっとりおしとやかに軽~く手を握り胸元に添えている…

 

常に格下に思われまいと自信を表し腰に添えている手が、

 

今では綺麗に三つ指を伸ばしそろえて下ろされている…

 

ツリ目片唇を上げた不敵な笑みが、今でははにかむような見るものを癒す笑みに…

 

そして何より…

 

詠「へウゥ~~///」

 

と、顔を真っ赤にしながら俯き、両手を握り両頬にそえもじもじする詠(中身月)!?

これを見る男ども!オマエは耐えられるか!?

普段ツンな詠がこんな仕草をするなんて!?

 

俺は…おれは耐えられん!むしろ絶えてしまう!!我慢できん!!

湧き上がる衝動を抑えることなど不可能だ!

思わず抱きしめたく…というか抱きつく!

 

詠「へウゥ!///ご、ご主人様…は、恥ずかしいです///」

 

言いながらも詠(中身月)が抱きしめ返してくれる。

いつもなら「何すんのよーーー!#」って突き飛ばしてくるのに、この反応…

もぅもっと強く抱きしめずにはいられない!

 

月「ちょっと!月と私の体に何してくれてんのよ!///

  ネネ、やっちゃいなさい!」

 

恋「まかせるのです!では…れんだーきーーーーっくーーーー!」

 

「ぐぅおはぁあ!?」

 

顔を赤らめながら、月(中身詠)が照れ隠しにネネに指示を出し、

恋(中身音々音)が指示通りちんきゅうきっくならぬれんだーきっくを繰り出し、

俺はなす術もなく吹き飛ばされてしまった。

 

っふ、嫉妬は男の勲章さ…(o^-')b グッ…ガク…

 

 

『詠 in 月』

 

よく大人しい子が性格一変すると、その破壊力は核をも上回ると言う。

 

俺は今それを身をもって実感している…

 

普段俺のことを”ご主人様”と呼んでくれる彼女が俺のことを”アンタ”と呼ぶ…

 

性格が表れているのか、タレ目な表情がツリ目になっている…

 

落ち着かないから、という理由で今はロンスカではなくミニスカのメイド服…

 

誰にでも優しく接し、おっとりおしとやかに軽~く握られ胸元に添えられている手が、

 

相手を牽制しようと、握りこぶしを腰に沿え対峙するものに向かって手を突き出し…

 

常に礼儀正しく綺麗に三つ指を伸ばしそろえて下ろされている手が、

 

自分の考えが、頭脳が他者には負けまいと、その自信を表し腰に手を添えて…

 

ははにかむような見るものを癒す笑みが、片目片唇の端に☆が見えるような不敵な笑みに…

 

そして何より…

 

月「こんの馬鹿チ○コーーー!#///」

 

って顔を真っ赤にして言いながらヤクザキックを繰り出す月(中身詠)!?

な、なんなんだ…この反則っぷりはぁ!?

恥ずかしがるって点では一緒なのに、その行動がいつもと全然違う!

 

月の顔で、月の声で、月の身体でそんなことされたら…

あ、新しい世界に目覚めちゃう~!?

 

月「ちょ!?な、なに興奮してるのよ!この変態!!」

 

ぅうおお!蹴る数と威力が増した…罵りの勢いが増した!!

痛い…心も身体も痛い…

でも…何故だ…もっとやって欲しいと思ってしまうのは何故だ!?

 

思ってしまうが…それを口にすることは無い。出来ない。

口にしてしまえば、その瞬間、俺は人として…

男として歩んではいけない道を歩み始めることになってしまう…

 

だが、心は、心を無意識に表してしまう身体は止められないようで…

 

愛「おやおや主殿、詠に痛めつけられ罵られ興奮するとは…

  ならばこの趙子龍、この腕を持って更に主殿を喜ばせて見せましょうぞ」

 

言いながら愛紗(中身星)がニヤニヤしながらあるものを手にして俺に近づいてきた。

その手に持つのは…一本の荒縄。それを星は…

 

って、その結び方は…亀甲縛りはいろいろとまずい!

そもそも亀甲縛りとは…

締付けられ敏感な所を刺激され悶え喘ぎ顔を赤らめ、

そして食い込みからいろんな部位がこれでもかというほどに強調され、

そんな女性を見て興奮するための漢の特権と浪漫だぞ!

 

と、気付いたら、心の中で主張している間に完成していた!?

 

月「ちょっと星!?いくらこいつでもこんなことされt…

  って、喜んでるんじゃないわよ!」

 

いやぁあ!縛られてる状態でそんなことしないで!?

というか、愛紗(星)!そんな嬉々として俺をいじくるなぁあ!

 

そんなにされたら俺は…俺は…あ、新しい世界がぁぁああ!!??

 

 

『お料理ハプニング』

 

詠「ふんふんふ~ん♪」

 

俺は今貴重な光景を目の当たりにしている…

 

鼻歌を口ずさみながらも鮮やかに手際よく料理をする彼女、詠の姿。

中身が月だと分かってはいるんだが、どうしても信じられない…

 

詠「スス~…ん~、ちょっと足りなかったかな?

  (パラパラ、混ぜ混ぜ)スス~…うん、いい感じ♪」

 

手に摘んだ調味料を優しく丁寧に鍋に入れ混ぜ、そして味見。

自分が料理したものの味に満足いってはにかむ詠なんて、普段じゃまず見られないだろう…

 

詠「うん、完成!…ご主人様、喜んでくれるかな?」

 

食べてくれる人、この場合俺を想いながら、完成した料理を見つめる。

 

詠「もし、喜んでもらって…その後は…へうぅ~///」

 

その後は…な、何なんだ?月の脳内では俺は何をしているんだ!?

とにかく、普段ならこういう状態になった月を詠が若干涙目に「月~…」なのに、

今は、その止める本人(外見)が想像(妄想)してモジモジイヤ~ンしてる。

…違和感プンプン突っ込みどころ満載なのに…突っ込む気にはなれない。

 

ここは…大人しく料理を待つとしよう。

 

その後、自室にて…

 

俺が勧め、軍師達がこれはいい習慣だと賛同し、今や当たり前となったノックの音がする。

 

詠「ご主人様~、お料理を持ってきたんですけど、両手が塞がっているので空けてもらえますか?」

 

「ああ、ちょっと待ってくれ。 はい、どうぞ」

 

詠「失礼します」

 

うんしょうんしょと可愛らしく料理が載ったお盆を抱え歩く詠の姿の月。

中身が月と分かっていても、外見が詠だと…いつもより和んでしまう…

 

 

机に置かれた盆の上に乗っている料理からは、

食欲をそそらせるに十分な美味しそうな香りを漂わせている。

 

「うん、いつも通り凄く美味しそうだ」

 

詠「あ、ありがとうございます。正直巧くできているか不安ですが…」

 

「なんで?」

 

詠「だって、今私は”いつも”と同じ状態ではないですから…

  味見とかはちゃんとしたんですけど…」

 

ああ、なるほど。詠の身体で料理して味覚も詠のものだから不安に思ってるわけか。

 

「まぁ、その辺は不安に思ってることは無いけどね」

 

詠「え?でも…」

 

「月と詠はここに来る前からも、ここに来てからもいつも一緒にいただろう?

 一緒にメイドの仕事をして、一緒にお茶の用意をして、一緒に閨で抱…ゲフンゲフン

 もう二人は一心同体とも言えるような仲なんだから、

 月の感じてることは詠も同じように感じてくれると思うよ」

 

詠「私と詠ちゃんが…一心同体…そうですね」

 

「そうさ。さて、それじゃぁ早速いただきますか」

 

詠「はい♪」

 

俺の予想通り、月の不安は杞憂で、食べた料理は絶品だった。

ただ…俺の食べる姿を直ぐ真横で優しく見つめてくる詠の身体の月、

いつもなら呆れて見て来る所が、今は若干赤くなりながら優しく見つめてくる。

そんな視線に恥ずかしくなって、それを誤魔化すように料理を掻っ込む。

 

「バクバクバっ…んっ…んぐぅう!」

 

詠「ご、ご主人様!?」

 

月が差し出してくれたお茶を飲んで流し込む。

その入れたてのお茶は一目で分かるほどに熱々で、

そんな熱いものを一気飲みすると…

 

「んっ、ぶふぅーーーーー!!」

 

詠「きゃ!?ご、ご主人様、服が…い、今拭きますね」

 

言いながら優しく丁寧に、噴出したお茶が掛かった所を拭いてくる。

あの~月…優しく丁寧に拭いてくれるのはありがたいけど、そこは…

 

詠「へう!ご、ご主人様…ここが、膨れて///」

 

オウ・マイ・サン!君はなんて正直者なんだ!?

普段の詠とのギャップに、その手触りに感じてしまうなんて!

 

「あ、その…これは…」

 

詠「………///」

 

俺が必死に言い訳を探している間、月は俺の膨れ上がった息子を凝視し続けていた。

あの~、流石に恥ずかしいんだが…

 

詠「あの、ご主人様…ここ、苦しくありませんか?///」

 

「い、いや…その…」

 

詠「あの、ご主人様が良ければ…私が…///」

 

「へ?あの~月、今なんて?」

 

詠「へう~…は、恥ずかしいです///」

 

そう言いながらも、膨れ上がった俺の息子を撫でるのをやめない。

こ、こんなことされたら…俺はもう!

 

「キャウ!///」

 

俺はいつの間にか月に抱きつき押し倒して…

 

その後、一刀の部屋から、月の意で詠の身体から、

喜声と奇声と喘声が響き渡った…

 

 

『戦場に響くメイドの声…』

 

俺は、俺達は今想像を絶する光景を目の当たりにしている…

 

現在、城壁に立っている俺の下では戦闘訓練が行われている。

俺と同じく城壁に立って眼下に向けて軍師が指示号令を下し、

兵達がそれに従い隊列を組み陣形を整え行動を起す。

 

訓練は度々行われていることなのだが、今回の兵達はちょっと違って見える。

兜から見える表情は赤く、何故か桃色の湯気が立ち上って見えるのは…気のせいじゃないだろう…

 

何せ、軍師として号令を下しているのが、

 

月「ハイ、そこ!チンタラしない!

  そんなんじゃ敵を囲む前に逆にこっちが囲まれるわ!もっと速く動く!!」

 

月の身体の詠なんだからなぁ…

 

月がメイド姿でメイドの仕事をしているのは、この国では誰もが知る風景だ。

その格好も、その働く姿にも誰もが癒しを感じていることだろう…

 

そんな彼女が…

 

月「右翼!そこで反転して左翼と敵を挟み撃ちにしなさい!!」

 

月からは考えられないほどの、戦場全体に響き渡るほどの大声を発し…

 

月「遅い!そんな亀みたいな動きじゃ勝てないわ!

  あんた達ならもっと速く動けるでしょう!!」

 

相手を罵るような言葉をもって、君達ならこれが出来ると意味する言葉をもって、

兵達の士気を上げ…

 

月「陣形組めたわね。じゃぁ、止めをさしなさい!全軍突撃!!」

 

虫を殺すことにも躊躇するような優しい月からは考えられない容赦の無い命令が下される…

 

最初は皆そのギャップに戸惑ってはいたが、

それになれると今度はいつもの当社比2倍以上の士気で動く。

ギャップってすげえ…

 

 

「よっ、お疲れ様」

 

詠「お疲れ様、詠ちゃん。はい、お水」

 

訓練が終了し、汗を拭いながら戻ってくる詠に俺と月はねぎらいの言葉をかけ、

月は水の入った竹筒を渡す。

 

月「ありがとう月。(ゴクゴク)っぷは~!」

 

渡された水を、

足を肩幅まで開き腰に手を当てて斜め45度と、

入浴後の瓶牛乳の正しい飲み方で一気に飲み干す。

また一つ…月のイメージが…

 

詠「それにしても…私ってあんなに大きな声が出せたんですね」

 

それは俺も思った。普段おっとりゆったりと澄んていて静かな声でいつも話しているので、

月の身体でこれほどの声が出せるなんて誰も思わなかっただろう。

 

月「うん。でも…なんだか喉が渇くのが凄く早いのよね」

 

「ああ、やっぱりそうなんだ。まぁ、今は月の身体なんだしな。

 普段から詠は大きな声を出してるからな、そこだろう」

 

月「…なによ、私がいつも煩く喚き散らしてるとでも言いたいの?」

 

半目で睨んできちゃったよ…全くこのツン子ちゃんは…

なんだってそんなにネガティブシンキングなのかねぇ。

 

詠「詠ちゃん、ご主人様は褒めてくれてるんだよ?」

 

「そうさ。大きな声で話せるってことはそれだけ自分に自信があるってことだし、

 だからこそ皆が詠の指示に従ってくれるんじゃないか」

 

俺が思っていることを包み隠さず言うと、だんだん詠の顔が赤くなって。

 

月「そ、そんなに褒めても何にも無いんだからね///」

 

詠「ふふ、詠ちゃんてば、可愛い♪」

 

月「ゆ、月~///」

 

照れる詠をからかいつつも微笑ましくおもう月。

 

 

 

…これってある意味自画自賛?

 

 

『暗躍する軍師…』

 

俺は今とても恐ろしい光景を目の当たりにしている…

 

俺が場内を歩いていると、とある一室でなにやら話し声が聞こえてくる。

その内容の中には「あいつ」とか「チ○コ」など俺を指す言葉が…嬉しくないが…

俺に関わることかと思い、ちょっと悪くは想うが聞き耳を立ててみることに…

 

月「…それで、ネネは協力してくれるのね?」

 

恋「はいなのです。今の状況下ですと少々気が引くのも本当ですが…」

 

中で会話していたのは詠とネネだ。

外見だと月と恋が話しているので若干違和感を感じ、

同時に…何か嫌な予感を感じる…

 

月「それじゃ、この計画…『チ○コ太守を懲らしめちゃおう会』に参加ってことでいいわね」

 

恋「応なのです!恋殿のこの身体で放たれるちんきゅうきっくならぬれんだーきっく。

  認めたくはありませぬが、あの絶倫太守に誑かされてしまった恋殿は普段なら手を上げることは無い…

  ですが!今恋殿の身体の意思はねねにあるのです!

  よって、その身体でどれほどの攻撃を繰り出すのかもねねの意思にあり!」

 

月「普段やってくることのない恋にやられるっていう精神攻撃…

  天下無双の飛将軍から放たれる肉体攻撃…

  心も身体もぼろぼろにするなんて…

  ねね…貴女も中々悪い女ね」(ニヤリ

 

恋「ふっふっふ、詠殿ほどではないのですぞ」(ニヤリ

 

…恐ろしい…計画も恐ろしいが…何より二人の不敵な笑みが不気味すぎる!?

こ、これが巷で有名なヤンデレの笑みという奴か!?(違います。これは似ているだけで、本物はもっと恐ろしいです…)

俺は恐怖するあまり周りを見ずに後ずさる。それがいけなかった…

 

後ずさったとき、俺は装飾品の壷を押してしまい、壷が床に落ち…割れた。

俺がその音を聞いてその方向に向いたのと同時に、室内で暗躍している二人もそれに気付きこっちを向いてきた。

そして…俺に気付いた…気付かれた…

 

月「…っく、まさか聞かれてるとは思わなかったわ」

 

恋「致し方ないのです…こうなれば計画の早期実行を」

 

月「ええ。『懲らしめちゃおう会』、直ちに発動よ!」

 

恋「了解なのです!さぁ、天下無双の恋殿から繰り出されるこの蹴りに沈みやがれDEATH!」

 

いいながら、その場から動かずにものすごい勢いで回転を始める。

重心となる足は、回転の摩擦熱により過熱し、やがて床が焦げ煙を昇らせる。

 

「ちょ、ちょっと待った!いくらなんでもそれはまずい!

 つか、そもそも二人しかいないってのに計画として成り立ってるのか!?」

 

月「フン!発案者がいてそれに賛同するものがいれば、その時点で立派な計画よ!

  てなわけで…ねね、やっちゃいなさい!」

 

恋「言われなくとも!喰らうのです!一撃虐殺!スピニングレンダーキーーック!!」

 

「ぅううぁあわあああぁああぁぁぁああああァァァ・・・」

 

音々音の意のもと恋の身体で放たれた、灼熱を帯び超加速で飛来する蹴りが…

俺の胸に突き刺さるように直撃し…そこからは覚えていない…

 

 

 

…なにやら心地よい冷たさを額に感じる…

目を開けると、そこには涙目で俺のことを見下ろす月の姿が…

いや、今の彼女は月ではなく詠だ。

 

「…あ~、どうしたんだ、詠?」

 

月「…ご、ごめんなさい」

 

謝罪する詠の表情は今にも泣きそうなものだった。

 

月「軽い気持ちで計画を立てたのに…こんなにも大事になっちゃうなんて…」

 

言いながら俺の胸に触れようとするが、直前になってその手が止まる。

どうなっているのか気になって未だに痛む自分の胸を見てみると…

こんなの喰らってよく生きてるな、と思わずにはいられないものだった。

胸の中心に焦げたように黒く染まった靴跡が…めり込んでた…

 

だが、生きて、そして今このような惨状になった計画を立てた本人が、

こうして心の底から俺のことを心配してくれている。

そのことが、俺の中から怒気を払っていた。

 

「…なぁ、なんでこんな計画を立てたんだ?俺が何かよっぽど詠を怒らせるようなことでもしたのか?」

 

月「…な、なんでそんなこと…怒らないの?」

 

「怒る前に、こうなった根本の理由が分からなきゃな。それによったら俺の自業自得ってこともあるかもだし」

 

そう言うと、数秒不思議そうに俺のことを見た後、溜息を付く。その溜息は何だ…

 

月「…アンタの所為よ…」

 

「だ、だから何が?」

 

そ、そんな拗ねた口調で言われても…

 

月「アンタが…アンタが性懲りもなく手を出すからよ!」

 

「…え?」

 

月「…皆が入れ替わったこの状況にも拘らず、アンタはいつもとやってること変わんないし…

  誘って、誘われて女に手を出して!」

 

「うぅっ…」

 

は、反論できん…ただでさえ魅力的な皆がいつもと違ったギャップを見せるものだから…

しかもそれを武器にしてくる子までいるし…

 

月「なのに…私にはしてくれて無いし…」

 

「…へ?」

 

言われて思い返してみる…確かに。

詠に対しては、今の状態だと何故か新しい世界が…ゲフンゲフン

なんとなく月の身体の詠だと気が引けてしまい、今まで手を出せずにいた。

 

そうか…俺は気付かない間に詠を傷つけていたんだな…

そう思うと、俺は…

 

月「…ちょっと、何のつもりよ…」

 

いつの間にか、俺は詠を抱きしめていた。

でも、俺は抱擁を辞めるつもりは無い。それに、口ではそう言っても詠は俺を突き飛ばそうとしない。

 

「…ごめんな。どんな理由を挙げても言い訳にしかならない。

 (本当の理由は言えないしな…)

 だから…今までの分、償うよ」

 

そう言いながら抱きしめる力を強くすると、その手に詠の手が添えられてくる。

 

月「…償うとか言いながら…結局私に手出したいだけなんじゃないの///」

 

「否定はしないよ。詠は凄く可愛いからね」

 

月「…バカ///」

 

俺の腕の中で、詠は俺に振り向いてきて…唇が重なった…

 

 

 

その後、一刀の部屋から、詠の意で月の身体から、

喜声と奇声と喘声が響き渡った…

 

 

チェンジシリーズ『月⇔詠』編、いかがでしたでしょうか?

 

いや~、やっちゃったねwww

 

 

まさか一刀どころか兵士諸君までもが新しい世界に目覚めちゃうとはwww

 

まぁ、これはあくまで作者である自分が、

 

もしその光景を目の当たりにしたら、自分なら…

 

ってものなので、読者の皆さんがどう感じるかは分かりませんが…

 

 

つか、書いてる間ずっと思ってましたけど…

 

モジモジイヤ~ンってする詠って、想像するの難しすぎる!

 

それを想像することが出来たとき、あなたは…

 

 

まぁ、これくらいにしておきますか。

 

次回の投稿は…

 

ショタ一刀シリーズに関しては、個人個人のネタがいくつか上がってはいるんですが、

 

いつもの如くそれを文に、話にするのにすごい手間取ってます。

 

しかも、個人ネタが上がっても、まずは共通話が上がらないことには…

 

現段階で一番進んでいるのは、チェンジシリーズ『翠⇔蒲公英』編ですかね?

 

この先どう進んでいくかはわかりませんが…

 

どうかこれからもヨロシク。

 

では、また次回投稿で…


 
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