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No.1114307
みらくる☆さん
「今はこっそり活動するべきかも 親御さんに反対される危険もあるから」 深雪「・・・もし、ばれたらどうするの? 自分でも勝手な行動だってわかってるんだ でも、でもね」
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「ま、その時は俺が説得するよ 今度は俺が殴られてもいいから やりたいんなら、精一杯やればいい」 正直、そんな重くは考えてなかったし 何とかなるだろう位の程度での発言だった しかし、その言葉を言った途端、彼女は泣きだしたのである 深雪「う、嬉しい」 ぼそりと呟いた 深雪「私は女優になりたいの ここで数日レッスン受けて その気持ちは強くなっていったわ でも言ったら絶対反対されると思ってたの いつも言ってるでしょ 自分は安定した仕事に就きたいって 私の夢は、それと真逆だし」 「大切なものの重さなんて 自分にしかわからないから」 泣きながら彼女が頷くと。いつの間にか周りをお仲間が囲っていた 女A「見てみて、彼氏が泣かせてる~」 女B「別れ話だって 絶対」 女C「でもさっき会えなくて寂しい。って言ってたし」 女A「深雪の演技だったりして」 女B「喜怒哀楽の表現、うまいからなー」 深雪「違うわよ!」 様々な誤解や推測を経て、彼女のレッスンも終わった -帰り路- 「凛花さんには、ちゃんと話しておくこと」 深雪「わかったって」 「それにしても意外だったよ、行動力あるよね」 深雪「才能ないって言われたら、きっぱりやめるつもりだったの でも、みんな評価してくれて 小さな頃だけどね、家族で歌ったり、踊ってたりしてたな~とか 楽しかったことも思い出したりして でも、お母様って踊りの家元なのに、音痴なんだよ」 くすくすと笑うと、俺の手を握った 深雪「彼女設定。なんだよね」 「え?」 深雪「だったら今日一杯、ほらほら、デートっぽく」 感謝の現れなんだろう 上機嫌な彼女と俺は家に帰ったのだった (続く) +++ 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-02-19 04:26:46 投稿 / 889×1000ピクセル
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「今はこっそり活動するべきかも
親御さんに反対される危険もあるから」
深雪「・・・もし、ばれたらどうするの?
自分でも勝手な行動だってわかってるんだ
でも、でもね」
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