No.1110061

これからの芝浜

近所のコンビニで、ボロボロの格好で泥だらけのオッサンが、停車した自転車に跨って店で買ったであろうアンパンを食べていた。
それが、まあ、あんなに美味そうに、幸せそうに食べるかね?ってくらいの大変に良い表情だった。夏頃に見た姿だけどね。
〜これからの芝浜〜という事で、談春師匠が従来の芝浜を大きく作り変えると。どんなものか全く想像がつかないので有楽町朝日ホールへ先日行ってきた。
細かな点は省くが、従来の芝浜より夫婦の人物描写が大きく変わり、大晦日で完結する噺を正月、さらに翌日まで続くという構成となっていた。確かに、新しい。「また夢になるかもしれねぇ」で終わるいつもの芝浜も好きだが、コレはコレで一つの形かな。
旦那の勝公が思い悩む所から夫婦の諍いが始まる。奥さんがいて仕事も順調、近所の評判も良い事から「アンタ幸せもんだね」と言われるが、それを聞いて「幸せって何だろう?」と真剣に考えてしまう。

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2022-12-30 21:57:53 投稿 / 1024×1024ピクセル

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