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No.1106953
みらくる☆さん
「君は布団で寝るんだ」 深雪「だから、気遣いは無用って」 「俺は廊下で寝るって決めたの」 深雪「あぁもう、お風呂のあとで話しましょう」 「えっ?」
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深雪「一日の疲れはちゃんと取らないと」 「そういう事じゃなくて!」 取り込んだ俺の洗濯物から厚手のスウェットを取り出すと 風呂場に向かって歩いて行った どうやら全く警戒されていないらしい 信頼があるのか、それともなんとも思われてないのか 結局風呂上り 数回の押し問答の後 渋々彼女は布団で寝ることに応じた 「自分はどこでも寝られるのが取り柄なの」 そうは言うけどさすがにお客を邪険には出来ない いいとこの箱入りお嬢様といっても もう少し男に対して警戒心を持ってもいいものだけど 壁を隔てて廊下に布を敷き、横になる 玄関先はやはり冷える 思い返すと今日はなんだかせわしない1日だった 無理やり組まれたお見合いの婚約者から逃げてきたって話 相手方が気に入って強引に縁談を組もうとしたのかな だとしたらよっぽど彼女の方で 相手は気に入らない存在だったのかも まだ19って言ってたから、きっとまだ自由で居たいとか そんな理由もあるのかな まぁ、明日、彼女を学校の寄宿に届ければ俺の役目も終わりだ さっさと寝よ…って 寝られない! なんだか向こうが気になってしまう 大体さっきも一緒にお風呂かと思ってしまったじゃないか …一瞬だけどね 結局朝近くになるまで、この無意味なドキドキは 自分を寝かしつけてはくれないのだった (続く) +++ 皆さん優しすぎて泣いた!ちゃんと17歳扱いしてくれるんだもの! 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2022-11-16 03:58:05 投稿 / 889×1000ピクセル
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「君は布団で寝るんだ」
深雪「だから、気遣いは無用って」
「俺は廊下で寝るって決めたの」
深雪「あぁもう、お風呂のあとで話しましょう」
「えっ?」
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