-放課後　喫茶店-
百瀬が大好きなパフェをほおばる
傍にはあの叔母も一緒だ

二人の仲は、まるであれが夢物語であったかのように

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解消されていた
元々仲はとてもよかったようだから
元鞘…という表現でいいのだろうか

これから母親の見舞いに行くのだという
久しぶりの出会いだが百瀬の表情には曇りはなかった
それだけ過去を受け入れた上で前進しているということなのだろう

二人を後目に
岡科さんが話しかけてくる

岡科「実は、お話がありまして
貴方のご意見を尊重したいのデスガ…

私は拠点を海外に置いてマス
あの家、今は瞳さんに管理してもらってマスが
彼女も、私の仕事を手伝いたいと言い出しマシて」

「つまり、家の管理者がいなくなる？」

岡科「なので、家を空っぽには出来なクテ」
「百瀬をあの実家に戻すと？」
岡科「貴方の家に厄介になっていることにもすまなそうにしてイタノで
どうかと…」

「なぜ俺に？」
岡科「貴方が彼女の一番の理解者、命の恩人ですモノ

実は本人にも、言っていないのデス
あのムードを、壊してしまっては無粋デスカラ
きっとあなたの同意といえば、彼女も納得してくれると
そう思いマシて
ゆくゆくは、モデルはじめ、お仕事も一緒にしたいと…
まぁ、これは完全に別件デスガ」

通学距離的にはやや時間がかかるものの、問題はないだろう
でも、選択次第では百瀬と離れることになるのか…

俺の意見は

１.　未来を信じて彼女を託す
２.　彼女は家族なんで離れるのは嫌だ
３.　奈々姉を代わりに住まわせるよう提案

+++
奈々さん、居候理由を明かせないままお話終わりそうですね
どこかで補完したいです

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