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No.1097156
みらくる☆さん
「大丈夫さ 百瀬の大事な人に対して 酷いことなんてできるわけないだろう」 叔母の手から落ちたナイフを確認すると 開放し そのまま百瀬に向き合い 安心させるために、頭を撫でた
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百瀬「あ…」 岡科「Oh!」 奈々「流石じゃない ってて」 腕の痛みがひどいようだな… 岡科「ふぅむ 救急箱はいつものところにあるのですヨ」 「いつものところって言ったって」 叔母さんが急いで奥の方に駆け出し 戻ってくる 何度もごめんなさいと言いながら、奈々姉の治療をしていた 「で、このおっさんはいったい誰?」 百瀬「お父さんのお弟子さんよ」 岡科「一番弟子ですヨー!」 「このおっさんが?」 百瀬「今世界で注目されてるデザイナーの一人よ …といっても、私もモデルのお仕事してて知ったんだけどね」 岡科「それにしても良かったヨ~ン」 そういうと百瀬の手を取って泣き出した 岡科「やっと会えましタ 話せば長くなりマス 10年前 修行を終えて 独り立ちして、海外で一旗揚げてやろうと 渡欧してた時のことです 何もかもうまくいかなくてふさがってたトキ 師匠から、一通の手紙が届きましテ その時の私は、それが激励の手紙だと思って 封を切らずにそのまましまっておいたのです 手紙を読んだら、心が折れて出戻ってしまうカラ そして、半年前。 すっかり忘れていたそれを開いて、私は真っ青になりました 師匠は病床の身で、私に後を託す内容だったのです 会社も恐らく畳まなければならないコト 最後の願いは 知り合いの家の傍にアパートを借りているカラ 妻子と彼の間に立って、仲を取り持ってほしい できればタスケテあげてほしいと 慌てて帰国するも、指定されていた場所は すでに空き地 師匠の知り合いも、妻に詳細を聞けばわかると 名前もわからずじまいで 現場に行くと不審者扱いされるわで そのまま引き返しましタ 私も拠点は海外なので、やっと二回目の帰国デ 今日は師匠の親友…といっても疎遠になっているらしいのですが 彼を訪ねようかと思っていたのデス」 (続く) +++ まだ書きたいんですが字数制限が! 長いですが、読んでいただけると嬉しいです コメント、タグ付け、いいねいつもありがとう! ファンアートもとっても嬉しいです 励みになっております
2022-07-07 03:53:33 投稿 / 889×1000ピクセル
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「大丈夫さ 百瀬の大事な人に対して
酷いことなんてできるわけないだろう」
叔母の手から落ちたナイフを確認すると
開放し そのまま百瀬に向き合い
安心させるために、頭を撫でた
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