「手紙なんて…柄じゃないけどね。」

ワタシは小さなメモに一言書き残し

アナタしか見えない場所にかくした

「いつも貴方には何もかも伝えていたからね。悔いは無いわ。」

アナタに　見つけられなくて

破って朽ち果ててしまっても

ワタシにはどうでもいいの

その程度の想いー当惑ーなら

水面に沈む氷のように

消えてしまえばいい

でもきっとアナタは見つけるわね

アナタはワタシなのだから

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生きたい場所に行きましょう。

姿形は違うけど

アナタを迷わず逃がさず

この手で抱き寄せるから

ワタシをぬるく壊さず

抱きしめてちょうだい

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「流石ショウさん、私の副官だけあって優秀ね。」

別の世界に降り立ったワタシは

やっぱりアナタを連れていた。

「やはり貴方は私のそばに居たのね。」

分かりきっていたワタシに驚きはなく

安堵だけがワタシの心を満たしていた

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『貴方が私の心の中に残して逝った花を咲かせ続けるなら

私は何度でも貴方を抱き寄せるわ。

色褪せないで。

生きる意味を捧げられた事に感謝しています。』

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きっとワタシは何度でも

アナタを望むのでしょう