-ここは温泉旅館-
かつて福引で当てた旅行の時がやって来た！
家族旅行とはいうものの奈々姉が付き添って、
結局他に一室取ることになった

続きを表示

おはぎ「にゃぁ」
どうしても猫を連れていきたい百瀬の要望だった
奈々「こういう、ペットOKのルームも今はあるのね」
百瀬「この子は一人ぼっちにはさせたくありませんから」
奈々「来てよかったわ、お風呂も料理も最高だし
あまり旅行なんてしないんだけど。うん　よかった」

「で、俺は何で呼ばれたんだよ」
もちろん彼女たちとは部屋は別だ　両親を水入らずに
させたい気持ちはあったんだけど

ほい　とトランプを手渡される
奈々「なんか、こう、盛り上がる芸を一丁頼みたいなぁ～
と思って」
ほら、美沙にもあんたの奇術見せてあげて
百瀬「…」

まぁそこまで言うなら仕方ない
俺はトランプを切り出すと今まで隠していた技術を披露する

奈々「袖の下からタネが見えてるわよ」
「えっ？」

じゃぁ違うマジックを…
百瀬「カード、二枚重なってる」
（ばれてるだと？）

奈々「なんだ、全然大したことないじゃん
せっかくの女子会のゲストに呼んだのにさ」

「じ、じゃぁとっておきの芸をみせたらぁ」
奈々「お！」
「ちょっとまっててね」

もたもた…
もたもた…

５分後、仕込みを終えて振り返ると
（待ちつかれて寝てらぁ…）

やはり彼女たちにはまだ俺の芸を理解するには早かったのだ
そう思うことにするがショックは隠せない
しかし、寝るとか最高のショックだ

ここは…

１.　額にマジックでサインだ
２.　無理やり起こして見てもらおう
３.　ここはひとまず自室に帰るか…

+++
ブレイク回です　動きがなくてすみません～

-おぱい-
昔と比べて随分でかく描くようになってますね
過去絵みても設定ではでかいのに今見ると物足りない…
この先どうなってしまうのか！