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No.1084628
みらくる☆さん
(何とかして時間稼がないとな) といっても答えはすでに出ている 「百瀬が手伝いしたカフェに確認取ってみればいいじゃないですか」 牧野先生も同じ考えだったようで、すでに電話の準備をしている
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店名を伝えると なぜか筒井の顔が青くなった 女A[口裏合わせたらどうすんのさ」 先生「そういうことは、人を使っている以上簡単には出来ないと思うわ 向こうも法の下で仕事してるのよ」 といったとこに、親父が駆け込んできた 思ったより早い 父親「良かった、ちょうど仕事の移動中で、偶然ここの近くにいたもんで」 俺は安心したが百瀬は怒りだした 百瀬「なんで連絡したのよ」 「だ、だってこうなった以上、大人に話してもらわないと…」 豹変ぶりにびっくりする間もなく矛先は親父にも向いた 百瀬「今日は大事な出張のはずです 私が処分受ければ済む話でしょう! 私なんかより優先することがあるでしょう? 今ならまだ空港に間に合います だから…」 父親「そうはいかないよ、君にいやいやさせたのは私の責任だし それをみんなに改めて伝えないといけないからね」 百瀬「どうして…こう迷惑ばかり…」 百瀬は普段ほとんど親父と話をしなかった だからこの口論に、驚いて声も出ない 周りも普段大人しい百瀬の変貌っぷりにびっくりしている 「それくらいでいいじゃないか」 筒井だった 筒井「ほら、部外者は帰れ」 そういって女生徒を皆職員室から追い出す そして百瀬だけに聞こえるように 「まさかお前だったとは その節はお世話になった 女房が感謝していたよ」 あの鬼のような男の感謝の態度に、さらに驚く この人も家と同じで、嫁さんには頭が上がらないんだろう 父親「とりあえず、校長先生にお話し出来ますでしょうか 時間が空くまで待ちます 無理でしたら明日また出直しますので」 先生がうなずきながら来賓室に通す 父親「気にすることはないんだ、仕事を押し付けたのは私の責任だから 後は安心して」 納得いかない百瀬の表情は変わらないが、それでもしたがって 来賓室に誘導されていく 牧野先生が戻ってくる 関係者が揃うまでここで一旦待機らしい あの騒がしい空間は、俺と先生だけになった (続く) +++ 長くなったんで次回もちょっと続きます あのカフェのおばちゃんが このおっさんの嫁さんって気づいてた人いてて びっくりでした
2022-02-12 02:19:01 投稿 / 889×1000ピクセル
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(何とかして時間稼がないとな)
といっても答えはすでに出ている
「百瀬が手伝いしたカフェに確認取ってみればいいじゃないですか」
牧野先生も同じ考えだったようで、すでに電話の準備をしている
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