グレンラガン前半のボスメカ「ラゼンガン」千値練製のキットです。モデルグラフィックス2021年5月号の作例として制作しました。広い可動域、抜群のプロポーション、色プラで組むだけでイメージが再現できる好キットです。今回は塗装仕上げしつつ４つの目に電飾を施しました。
電飾ですが顔面パーツをおゆまるで型取り後目の部分をくり抜き、目の部分にUVクリアレジンを流し透明化しました。目の裏にLEDをエポキシボンドで固定、電源は外部電源で背パーツに受けを設けました。
プロポーションは良好なので細部のディテールアップ。首の赤い部分はエポキシパテで増やしました。全身にあるドリル穴は中心部に穴を開け、いかにも中からドリルが出てきそうな感じにしました。鞭状のロングドリルは先端を鋭く尖がらせます。
塗装ですが「雲母堂のパールパウダー」を使ったグラデーション塗装にチャレンジしました。全身の黒い部分は下地にツヤあり黒を塗装後、雲母堂CCパールのMCブラック、出っ張っている部分に雲母堂FGパールのオパールライラックを吹きグラデーションをかけます。この上からMr.カラーのGXクリアブラックをコートするとほんのりメタリック感のある濃いガンメタ〜紫のグラデーションとなり豊かな表情が生まれます。フィギュアのパンスト塗装の応用です笑。関節部分はCCパールのMCブラックの上からつや消しクリアをかけてチタン風の色合いとしました。
付属の螺旋王ロージェノムのフィギュアはラッカー系で下地を作った後、ファレホで塗り込み、頭頂部や腕は格闘家風にツヤを出しました。