2020年8月完成。
今日（2021/8/27）「風立ちぬ」をテレビでやるそうで便乗するため引っ張り出してきて撮影。
映画公開当時随分感銘を受けて自分なりに作品にトリビュートするために立体化を決意。
九試単座戦闘機はマガジンキットとして立体化されたものの、肝心の七試はキットは随分前にレジンキットが出ただけのようでスクラッチ。
最初はLightwave3D+FDMで行っていたものの、ディテールやモールドが思い通りに出なかったのでFusion360でモデリングに変更。

続きを表示

折しも光造形3Dプリンタが2018年頃から安くなってきたのでPhoton-Sを購入、結果映画公開から8年かかって完成に至りました。
そういうわけで全体は光硬化レジンの無垢です。
模型の話をするとモールドごと3Dプリントして研磨、消えかかった部分は彫り直しました。
またエンジンもそれなりにシリンダや排気管とか再現しましたが例によってあまり見えず。
あ、資料は各種図面、モデルアート、大日本絵画の各種雑誌、書籍を参考にしてわからないところ（全体ですが）は適宜ラインを繋げてでっち上げ。
だからコクピット前の機種とか実機よりもとんがってるように見えますが、自分の立体設計ではこうしないとラインが胴体とつながらなかったので…
それでもスリムな九単と比べてゴロゴロして可愛いし、試作も含めて5～6機くらい作ったのでおそらく日本で一番たくさん七試を作ったんじゃないかと思います。
この勢いで宮崎駿の妄想の九四式艦上戦闘機仕様も作るのもいいですね（適当）。