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No.1058209
みらくる☆さん
「僕なんです」 真島「ん?」 「こちらで御世話になっているのは、僕なんです」 真島「何だと」 お父さんの顔がみるみる阿修羅のようになる
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「事の詳細は…」 真島「問答無用!」 説明する間もなく自分の体がつかみ上げられ宙に舞う 叩きつけられるかと目を瞑ったが、俺の体は持ち上げられたまま動かなかった (あれ?) 瑞貴「と。父さん!」 (み、瑞貴さん!?) 真島「こ、腰が…」 急に重いものを持ち上げたからなのか ぎっくり腰になってしまったようだ 瑞貴「手を貸してください、家の中に運ばないと」 「は、はい」 真島「あいたぁぁぁあー」 湿布がお父さんの腰に稲妻のように突き刺さる 瑞貴「ほら、貼ったからとっと帰る」 真島「久しぶりなのになんでそんなに冷たいんだ それよりお前。会社は?」 瑞貴「母さんから連絡があったの 職場に急に休むって連絡したでしょ、向こうから母さんに 確認の連絡が行ったみたい こっちに行ってる可能性高いって言われて、会社抜けてきたのよ まったく、学校の先生がずる休みとか、信じられないわ」 真島「ずる休みじゃない! お前の相手のことを聞いて、居てもたってもいられなく…いつっ」 瑞貴「もう子供じゃないのよ、心配無用よ それに、彼は使っていない二階を間借りして使ってもらっているの」 真島「おまえ、母さんにはいい人って言ってたそうじゃないか」 瑞貴「そういうこと彼の前で言わないでよ!」 顔を真っ赤にして怒鳴り返した 「すみません、俺のせいで」 瑞貴「あなたのせいじゃないわ、まったく 普段は大人しいのに、いきなり人が変わったようになるんだもの」 「それだけ、心配だったんだよ」 真島「ふん、そっちの男の方がわかっているじゃないか」 瑞貴「さ、とっとと学校に戻って」 確かご両親とも教師で、それぞれ勤務先は違うが近所の学校って言っていたな… 真島「起き上がれんのだ」 それを聞いて俺が手を貸そうとするとそれを静止した 真島「おい、君、 君は、家の娘のことをどう思っとるんだ ただ間借りしてるだけなのかね。ん?」 1. 将来一緒になりたいです 2. 最高の恩人です それだけです 3. そんなに嫌なら出て行ってらやぁ +++++++++++ 皆さんのまっすぐさが出た回になりました
2021-04-02 05:35:00 投稿 / 889×1000ピクセル
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「僕なんです」
真島「ん?」
「こちらで御世話になっているのは、僕なんです」
真島「何だと」
お父さんの顔がみるみる阿修羅のようになる
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