俺は風呂に入ってた。

そこでちょっとだけ目をつぶった。

目を開けると全裸の俺。そしてそれを見つめる獣人たち。

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「がｄｆｆｄ(失敗だ！！！！！)」

なんか偉そうなオオカミ風の獣人がそう叫んだ。

また目をつぶった。

目が覚めると俺の首には鎖が繋がっていた。

しばらくすると、ライオン風の大柄の獣人がにやにやしながら近づいてきて

「g:[:/\[](こいつなら安心できそうだ。)」

そうつぶやくとその獣人は俺に繋がった鎖を引っ張って知らない何処かに連れていかれた。

この世界では獣人が支配しているらしい。

連れていかれた場所は以外にも綺麗な部屋だったが、ライオン風の獣人に半殺し状態のようにぼこぼこされた。

気を失いかけた時、目の前に女性のような獣人が現れた。ライオン風の獣人に何か言われたが正直言葉が
ワカラナイ。その男は俺に蹴りを入れると部屋から出て行った。

女性の獣人は何か液体を飲みながらうっとりした顔を俺に向けてしばらく様子を見ている。

「助けて。」

精一杯の力を振り絞りながら俺は叫んだが、恐らく彼女にも通じないのだろう。

そう思った時彼女の口から意外な言葉が聞こえる。

「だいじょうぶ？」

驚いた。片言の言葉だったが、俺の知っている言葉が返ってきたのだ。

「ことばならすこしわかるばい」

なぜかなまっているがそんなことはどうでもいい。一刻も早くこの場所から逃れたい。

「助けて」

俺は同じように彼女に助けを求める。

「すこしはなしばよかね？」

そうだ、確かに俺は彼女にどうしてこんな状況になったのかを話していないと冷静になり、しばらく話をしようとした。しかし彼女の様子がおかしい。

「すこし、ヒックッ、はなしば、ヒックッ、よかね？」

臭いで気づいた。彼女は酔っている。

ヤバい。そう悟った俺は逃げようと知ったが、鎖が邪魔をして逃げられなかった。

必死に逃げようとする俺に彼女は、

「なんばしょっと？にげんでよかやん。」

と俺をなんだかんだ弄び始める。そらもう言葉にできん。

事後に俺はシクシクと泣いているとまた、俺に近づいてくる。

「やめて！乱暴する気でしょう？！」

抵抗する俺の口はそんな言葉を放ってしまった。しかし彼女はしゃべらない。というか多分しゃべれない。
それは彼女の顔を見ればすぐわかった。彼女は何を思っていたのかはわからないが、俺は考えることをあきらめた・・・。

ストーリーは以上です。

今回のテーマは以下です。刺さってしまったら転生職の才能が有ると思われまうまう。
・異世界の覇者は人間とか限らない
・人間が異世界に存在したとしてその扱いが満足いく扱いになるとは限らない
・本人がチートになるとは限らない
・我々の業界ではご褒美です