本作品は去年よこさん主催の「ビルドコン」のルーキー部門に参加したガンプラです（現在は終了）作品自体は2020年8月30日にTwitterにて投稿

『高機動型ザク R-2型がもし量産されていたら...』をイメージして制作。
自分専用にチューニング・改造が施され、リアルガンプラバトルで激戦を戦い抜いた歴戦の愛機という設定です

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以下「ビルドコン」における設定





～機体説明～

「MS-06RZ　ZAKUⅡ “Infinite R” 【ザクⅡ “インフィニット R”】」

GBNプレイヤーのベルター・ヨハネスがGPデュエルが栄えていた時代にHGUCジョニー・ライデン専用ザクをベースに改造したガンプラ。
「対オールガンダム」を想定して出力・推力系をチューニングしており、その性能から『量産型の皮を被ったワンオフ機』と他プレイヤーから恐れられていた。

全体のシルエットは普通の高機動型ザクと変わりないように見えるが個々の部分で見ると変更点が幾つか見られる。


〇腕部をザクⅡF2型のものに変更
　GPデュエルは実際のガンプラを使ったゲームである特性上、ガンプラの摩耗や経年劣化が生じる。特にポリキャップは摩耗することで各部位の保持力が低下し性能低下が顕著になる為、ポリキャップはいわば「消耗品」であり、交換する必要があった。

　HGUCのザク系は腕部の合わせ目が目立つ種類が多く、ザク乗りの大半は合わせ目消しをすることが多かった。しかし、その場合ポリキャップだけを交換することができなくなる為、腕部を新しく作られた物と交換する必要があった。逆にしない場合は、そもそもの腕部の剛性が低くなる為、腕部そのものが破損しやすいというデメリットがあった。

しかしザクⅡF2型の腕部は造形に沿った合わせ目の為、合わせ目消しをする必要がなかった。機体剛性は合わせ目消しをした腕部より多少劣るが、ポリキャップのみを交換できる利便性は高く、メンテナンスが容易になり大会では短時間で修理や整備を行うことができた。


〇ランドセル、脚部及び足部のスラスターユニットの変更
　高機動型ザクの脚部ユニットは片足に3基、計6基の大型スラスターを装備している。が、足部の可動域との関係上接触することが多く、非常に破損率の高いパーツであった。

これは「06R系列の持病」と言われ、多くのプレイヤーの頭を悩ませた。そんな中、ベルターは特に破損することの多い左右2基のスラスターを姿勢制御用アポジモーターに換装した。アポジモーターにすることで瞬間加速性能は下がるものの破損しやすいデメリットを抑制し、更に一撃離脱戦法を得意とする高機動型ザクが苦手な細かな機体制御を駆使した、いわばザクⅡS型のような格闘戦をすることが可能になった。なお残りの1つは足部との接触が少なく、あまり破損しない為、バックパックのものより推力が高い大型タイプへと切り替わっている。また脚部のスラスターをアポジモーターにしたことによる推力低下を踏まえ、ランドセル部、足部のスラスターは通常よりも大型のスラスターに変更されている。

大きな点としてはこの2つがあげられるが他にも破損しやすい頭部ブレードアンテナやランドセル、脚部の尾翼のオミット、R-2型の脚部装甲の一部形状変更など細々した改修部分がいくつも存在する。


～キャラ設定～

GBNネーム：ベルター・ヨハネス

　ジオン系MSをこよなく愛するダイバー。GBNが始まる前からリアルガンプラバトルのGPデュエルをプレイしていた。

　GPデュエル時代のベルターは気が強く『原作でのMSの性能がガンプラバトルの勝敗の要因ではないことを教えてやる』と豪語して、勝利にかなりこだわっていた。

そんな彼の戦闘スタイルの1つに高速機動から繰り出す膝蹴りで直接攻撃・破壊を狙った「マニューバーニーキック」は有名で、これを食らったガンプラは物理破損は避けれなかった。相手は破損したことで大会では修復が間に合わず、次試合で結果を出せなかったり、再起不能になり棄権する選手が見られた。もちろん本機も物理攻撃による損傷や破損もあったが、メンテナンス性の高さからすぐに修理できる為、かなり恐れられていた。

そんな体当たり戦法ゆえに他プレイヤーから卑怯でガンプラを愛する気持ちがないと不評を買っていたが、本人は「そんなに大切なんだったらショーケースにでも飾って愛でていろ」と一蹴。「実際のガンプラをぶつけ合って勝敗を決めるゲームに対してフェアプレーうんぬん言うのは言い訳であり、勝てないという諦めからくるもの」「諦めるのはそのガンプラで勝とうとする愛がないだけ」と評した。

GBNに移行してからはそんな荒々しい姿は見られず、培った技量と実力からフォースを組み、その友好的な性格から慕われる存在になった。

しかしその裏で何か考えていることを誰も知らない。