ところどころオリジナルな展開をいれてます。
主人公がオリキャラです。他にもオリキャラは出てきます。
主人公がチートで、若干ハーレムです
それどもいいという人はどうぞ。
side レムナス
「く・・・うっ・・・。」
俺は今かぜのぼうしで空を飛んでいる。
行き先はまったくわからず、ただただ高いところを飛んでいる、としか形容できない。
優雅な空のたびなんかでは無く、息をするのも辛いくらいだ。
ただ思うのは、、、高すぎるということだ。
街すらまともに見えないくらいだ。
ほとんど雲の中を飛んでいるといってもおかしくないくらいだ。
どれくらい時間が経過したのかわからないが、やっと目の前に何かが見えた。
「し、しんでん・・・?」
そこで俺の意識は途絶えた。
「おらおら!さっさと起きやがれ!殺すぞこらっ!」
「う、う~ん・・・」
俺は目を開けたところで、鞭を地面に叩きつけている男が前に複数いることに気づいた。
「お前、何者だ?」
「あぁんっ?!てめぇ、まずは口の利き方から調教してやらないといけないらしいな!」
「なっ?どういうことだ?!この服はなんだ?!ここはどこなんだ?」
「ふん!貴様は奴隷だ!そんな奴隷のやつなんかに教えるわけがないだろ!
服なんかそれで十分なんだよ!さぁ働け!教祖様のために死ぬまで働くんだ!」
ビシッ!!
バシッ!!
「くっ・・・!なんなんだよ!ここは!」
「やめなっ!!」
「あぁん?!ちっ!またお前らか!つくづくてめえらは反抗的だよなぁ。
おいお前ら!あいつらも鞭で打ちつけろ!」
ビシッ!!
バシッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日はこのくらいにしてやる!さぁ、ちゃっちゃと働きな!」
「いてててて・・・。おいお前、大丈夫か?」
「あ、あぁ。すまない、俺のせいで。」
「いいよいいよ。気にしないで。困ったときはお互い様だからね。
ね?ヘンリー!」
「あぁ、そうだぜ。おっと、ところでお前名前は?俺はヘンリー。そこのそいつはリュカだ。」
「俺はレムナス。改めてありがとう。ヘンリー、リュカ。」
「よろしくね、レムナス!」
「よろしくな!」
それから俺たちは少しの間だけ自分たちのことを話し合った。
リュカの話は想像を絶するものだった。
リュカとヘンリーはここへ来て2,3年ほどらしい。
更にここはものすごく過酷で、死ぬほうが楽だと思うほどらしい。
そして俺も実際に味わった。
ほんの数日で体中に痣ができ、ひどい有様だ。
だけどいつかはここを出られると、リュカはいつも言っていた。
俺もそれは同感だったので、それなら出れたときの為に身体を鍛えることにした。
リュカ、ヘンリーにも提案し、寝る間も惜しんで一緒に鍛えあうことになった。
監視の目を盗み、サボりつつ俺たちの事を全て話し終えた。
そして数年の時が流れた。
ここへ来てからいつもの朝を迎え、いつも通りに働いていたときだ。
「ほらよ!今日からお前もここで働くんだよ!しっかりな!」
それは突如、休憩時間にいきなり現れたやつが金髪の綺麗な女性と、銀色の髪の綺麗な女性を引っ張り、俺たちの方に投げ入れたのだ。
「ミリア、大丈夫?」
「だ、大丈夫よ、姉さん。・・・どうしてこんな目に・・・。」
ゆっくりと起き上がった女性二人を見たとき、俺の脳裏にある女性が浮かび上がった。
「マリア!」
俺と同じ時に旅立った、今もずっと好きで会いたいと願っていた女性だった。
短いですがすいません。
時間軸もちょっとごちゃってきたし、まぁご都合主義ということにしてください。
いつか書き直す予定ですので。
双子の妹登場しました。
まぁ、なぜ登場したのか・・・
察しのいい人ならわかるはずですwww
それではゆっくりですが、また。
Tweet |
![]() |
|
![]()
0
|
![]()
0
|
追加するフォルダを選択
奴隷時代