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No.1049034
みらくる☆さん
-高田商店- 「こ、こんばんは」 瑞貴「あら、こんばんは お客さん来ないんで、もうお店閉めようと思ってたんです」
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すっかり日は暮れてしまって、もう夜だった 引っ越しの作業で遅くなってしまったが なんとか彼女には会えた とりあえずは一安心 瑞貴さんは帰りは勝手口から出てくださいと、 正面のシャッターを下ろしていく作業を続けていた 瑞貴「ほとりも今日元気なくて、入れ替わりに早めに帰したんです 連日店番頼んじゃったから 疲れたんでしょうね」 この様子だと、こっちの事情は知らないようだ 「俺、引っ越しするんです」 瑞貴「え?」 「あした、ここを出る予定なんです」 瑞貴「何で急に?」 「失職して、その、生活が出来なくなってしまって 恥ずかしいですが」 彼女は手を止めて、心配そうな表情を浮かべた 瑞貴「そんな事情があったなんて…」 「なんで、お別れ言いに来たんですよ このお店と、あなたには、お世話になったから」 瑞貴「こ、こちらこそ」 ぼそっと呟く 険しい表情に変わったように見えるのは ちょっとでも意識してくれているのかな… 瑞貴「大事な、お得意さまでしたのに 差し出がましいですが、この後どうするんですか?」 「友人のところに、世話になろうかと思ってます あいつにもすごく迷惑もかけてるのに 見栄、張っちゃってたんです クリエイターだなんて、おしゃれな言い方してたでしょう? その実はお金がなくて、余裕かましてたんですけど 常にかつかつで、だから駄菓子は手ごろで、助かってました」 瑞貴「…」 「それ以外にも、理由はあって」 瑞貴「?」 「え~と、それは」 1. 貴方に会いたかったから 2. ごめん、やっぱいいです 帰ります 3. 犬が好きなんです ++++++++++++++++ 2だとこのままお別れなんで、もうええ!って方は すぱっと決めちゃうのもいいかもです でも、もうちょっとお話させてあげてもいいかも… 以下、作品御支援者様になります 感謝! hybrid-jp 様 Gonzou 様 ばべる 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 ニジョウ チダロ 様 こみゅ 様 大狼 様 hana 様 ありがとう!ありがとう!
2020-12-21 04:56:23 投稿 / 890×1000ピクセル
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-高田商店-
「こ、こんばんは」
瑞貴「あら、こんばんは
お客さん来ないんで、もうお店閉めようと思ってたんです」
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