No.103605

桐島手帖 -mini-

雪凪さん

「胸にばかり栄養が行っている小娘とは違うのじゃよ」
平日の昼下がり、テスト期間中らしい女学生達に小言を言っているのは食堂の給仕・月見さんだ。
このボロっちい商店街を、大型店出店の危機から幾度も救った英雄らしいが、
年端も行かぬ少女らを相手に同程度の言い合いをしている姿に、そうした面影を見る事はできない。

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2009-10-28 02:50:58 投稿 / 625×900ピクセル

2009-10-28 02:50:58 投稿
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