闇の中、そのMMSは目を覚ました。記憶がなく、途方もない喪失感と哀しみだけがCSCを満たしている。
「これが次の実験体か、ボルテックよ……」
「おっしゃるとおりでございます、帝王閣下」
どこからか聞こえてきた二つの台詞と共に、頭部に何かが被されていく。
「機械人形よ……オマエは人間に捨てられ、破壊されたのだ」

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被されたマスクから電撃パルスが放たれ、MMSの意識は上書きされていく。
「人間を憎め。そしてオマエを救った帝王閣下に忠誠を誓うのだ……」
同時に、ボディの各所に様々な器官が埋め込まれていく……。
数分の後、立ち上がったMMSは黒い翼を持つ異形の姿に変わっていた。
「アクロ武装神姫よ、オマエの使命は何だ？」
「人間に復讐を……帝王閣下にこの地球を献上いたします」
言い放ったアクロ武装神姫は、同様に再生された三体の深海生物メカと共に地上へ向かうのだった……。


アクロ武装神姫は謎の軍団の超科学で改造されたMMSだ。悪の超能力でミクロ武装神姫を苦しめるぞ。

ボディ　：　デスマルクのボディをベースにしており、強力な破壊能力をもつ。
マスク　：　悪徳能力を倍増する。改造前の記憶を封印しているようだが……。
アクロブレード　：　イカロイヤー、マグロイヤー、エビロイヤーを使役し、融合合体することができる。
アクロカー　：　アクロエンペラーの装備を使用した飛行形態で、単独で大気圏離脱が可能だ。