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No.1031895
モンスターメーカーさん
道を歩いていると、どこからともなく「カァーッ!ペッ。」という聞いてて不快な音とともに道端に痰を吐き捨てる人。歩いてる目の前でその光景を見ようものなら、もちろんそこを避け追い越して睨み付けたくなる気持ちになるほど。かと言って他人が吐いた痰を拾い、「落としましたよ。」と手渡しする者はいないであろう。そういえばその痰はどうなるのであろうか?次の日に同じ場所を通っても消えていたり、あんな不快なものを見たのに忘れている事がほとんどではないだろうか。実は人々が寝静まる夜中になると動き出し、吐き捨てた当人の元に向かっているのである。日中は草むらに隠れているため、体は緑色に。ゆっくり、ゆっくり、少しずつだが確実に。吐き出す者はどこででも同じ事をしているであろう。いつの日か部屋に痰の大群が押し掛け、寝ている間にまた口の中へ入ろうとするのである。その目的を邪魔する者には攻撃的になるが、見た目も可愛く目的達成してもらうためにも出会ってもそっとしておいてあげよう。そもそも他人の痰とは関わりたくないであろう。
2020-06-06 08:35:46 投稿 / 2884×3491ピクセル
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道を歩いていると、どこからともなく「カァーッ!ペッ。」という聞いてて不快な音とともに道端に痰を吐き捨てる人。歩いてる目の前でその光景を見ようものなら、もちろんそこを避け追い越して睨み付けたくなる気持ちになるほど。かと言って他人が吐いた痰を拾い、「落としましたよ。」と手渡しする者はいないであろう。そういえばその痰はどうなるのであろうか?次の日に同じ場所を通っても消えていたり、あんな不快なものを見たのに忘れている事がほとんどではないだろうか。実は人々が寝静まる夜中になると動き出し、吐き捨てた当人の元に向かっているのである。日中は草むらに隠れているため、体は緑色に。ゆっくり、ゆっくり、少しずつだが確実に。吐き出す者はどこででも同じ事をしているであろう。いつの日か部屋に痰の大群が押し掛け、寝ている間にまた口の中へ入ろうとするのである。その目的を邪魔する者には攻撃的になるが、見た目も可愛く目的達成してもらうためにも出会ってもそっとしておいてあげよう。そもそも他人の痰とは関わりたくないであろう。