No.102758

真・恋姫†無双~孫呉物語~第一話

としさん

こんにちは!
『とし』から名前を変えたyuuです
疾風伝を4ヶ月以上更新せずにすみません><
今回は、前回アンケートを取った小説です
ですが、一人で3作品以上手がけるのは厳しい!!

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2009-10-23 23:53:40 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:18711   閲覧ユーザー数:16464

 

孫堅「祭、あれを見てみろ!」

黄蓋「どうしたんじゃ、蓮花殿?」

 

黄蓋が空を見上げると昼間だというのに流星が流れていた

 

黄蓋「こんな昼に流星とは不吉じゃのう」

孫堅「…こんな噂を知ってるか?」

黄蓋「噂?」

孫堅「天を切り裂いて、天より飛来する一筋の流星。その流星は天の御遣いを乗せ、乱世を鎮静す…」

黄蓋「あのエセ占い師と名高い管輅のか?」

孫堅「もし噂が本当だとすれば…祭行ってみよう!」

黄蓋「蓮花殿!まったくあのお人は!」

 

孫堅と黄蓋は流星の落ちってってる場所に向かった

 

 

 

 

 

 

 

孫堅「たしかこの辺りに落ちたようだったが…祭!そっちに誰かいるか?」

黄蓋「いや、こっちには誰も……ん!?蓮花殿!あそこに人がおる!!」

 

黄蓋が指を指した先には青年が倒れていた

 

孫堅「こんな所に人がいるとは…しかも、見慣れない服を着ている」

 

孫堅の言うと通り、倒れてる青年は白く輝く服を着ていた

 

孫堅「……よし、連れて行こう」

黄蓋「本気か蓮花殿!?」

孫堅「あぁ…本当に天の御遣いなら保護する。もしも妖の類なら私が斬ればすむことだ」

黄蓋「はぁ~止めても無駄なんじゃろ?」

孫堅「わかっているではないか」

黄蓋「だてに蓮花殿と長く生きてはおらんよ」

 

こうして、孫堅と黄蓋はその青年を呉に連れて帰ったのだった

 

 

青年「ん…ふわ~~~よく寝た…ん?」

 

青年は目が覚め周りを見渡すと、見慣れない部屋にいることに気づいた

 

青年「ここはどこ?私は誰?……いやいやいや俺は孫悟狼(ごろう)。たしか…ガーターに「たまには顔出せ」ってパーティに誘われたんで、せっかくだからって母さんにスーツを着せさせられサタンシティに来たまでは憶えてるんだが……そもそもなんで俺は寝てたんだ?」

 

ガチャ

 

吾朗が記憶を辿っていると扉が開き人が3人入ってきた

 

孫堅「目が覚めたか」

 

悟狼「だれ?」

 

孫堅「私は名は孫堅。字は文台」

黄蓋「儂は名は黄蓋。字は公覆じゃ」

周瑜「私は名は周瑜。字は公瑾だ」

悟狼「は!?」

孫堅「どうかしたか?」

悟狼「いや…(どうゆうことだ!?孫堅っていえば三国志の人物じゃねえか。つうか三国志ってただの物語だったはず…それになんで女なんだ?)

孫堅「おまえの名は?」

悟狼「こちらでいえば…名は孫悟狼。字はない」

孫堅「字が無い?おかしな名だな」

悟狼「……一つ質問していいか?」

孫堅「なんだ?」

悟狼「孫堅の子供に孫策、孫権、孫尚香っているか?」

孫堅「!?な、なぜ娘達の名を」

黄蓋「蓮花殿、この服装、名に字がない、それに今の発言…やはり……」

悟狼「ん?どうしたんだ?」

孫堅「あぁ、管輅という占い師の占いで天より流星に乗り、天の御遣いが現れる。そして流星が落た場所におまえがいたんだ」

悟狼「もし、どの天の御遣いが異世界の人間だとすれば、俺のことになるな」

周瑜「いせかい?よくわからぬが、証明できる物はあるか?まぁその服装からおかしいが」

悟狼「スーツのことか?」

周瑜「すーつ?」

悟狼「大事なことの時とかに着てくものだよ。え~と証明できるものは~」

 

悟狼がポケットを探ると

 

悟狼「お!こんなものがあった」

 

悟狼の手には小さなカプセルが握られていた

 

周瑜「なんだそれは?」

悟狼「これはホイポイカプセルだ」

周瑜「ほい…ぽい?」

悟狼「実際に見せた方が早いな」

 

悟狼がカプセルを投げると、ボンという音ともにタンスが現れた

 

「「「!?!?!?」」」

 

3人はいきなりタンスが現れ驚いた

 

孫堅「驚いたな…」

黄蓋「おぉ…」

周瑜「こ、これは」

悟狼「こんな風に色々な物を小さく収納する道具だ。これで証明になったか?」

周瑜「あぁ、蓮花様」

孫堅「決まりだな。おい、これから行く当てがあるか?」

悟狼「いや、ないな」

孫堅「ならばここで暮らすといい。そのかわり、できることから働いてもらうがな」

悟狼「いいのか?」

孫堅「あぁ、それと私の真名は蓮花だ受けとれ」

黄蓋「ほぉ~蓮花殿が気に入るとは。儂の真名は祭じゃ」

周瑜「冥琳だ」

悟狼「…」

蓮花「どうかしたか?」

悟狼「その真名ってなに?」

蓮花「あぁ真名というのは、本人が心を許した証として呼ぶことを許した名前であり、本人の許可無く、真名で呼びかけることは、問答無用で斬られても文句は言えないのだ」

悟狼「じゃあその真名を託されたなら、頑張らないとな。あぁそれと、たぶん俺の悟狼が真名にあたると思うから、悟狼って呼んでくれ」

蓮花「なに!?じゃあ最初に真名を教えていたということか」

悟狼「まぁそうなるな。でも、気にしなくていいから」

蓮花「(器が大きいのか、それともただの馬鹿か)ふ、ますます気に入った」

 

ぎゅるるるるるるるるるるるるる

 

話をしていると盛大に悟狼のお腹が鳴った

 

悟狼「そういや、朝からなにも食ってなかったんだ。腹減った~」

蓮花「ふふふ、食事でもとるか?」

悟狼「いいのか!?」

蓮花「あぁ」

 

吾朗達は食事をとる為に部屋を出ていった

 

あの後、せっかくだからと中庭で悟狼は食事をとっていた

その様子を、蓮花、祭、冥琳に加え、孫策、孫権、孫尚香、甘寧、陸遜が見ていた

 

悟狼「がつがつがつがつ、もぐもぐ、ごくっ、がつがつがつがつ」

「「「「「「「「…………」」」」」」」」

 

8人は悟空の食べっぷりに言葉を失っていた

なぜなら、悟狼の前には皿の山が広がっていたからだ

もちろん、悟狼が一人で食べている

 

蓮花「よ、よく食うのだな…」

悟狼「あぁ、俺の家系って滅茶苦茶食べるんだよ。もぐもぐ、ごっくん、はぁ~食った~ごちそうさん」

 

悟狼が食事を終えると孫策が蓮花に近づいた

 

孫策「母さん」

蓮花「どうした雪蓮?」

孫策「それで、このへんな服着た男は誰なの?」

蓮花「お前達の夫となる男だ」

「「「「「えぇぇぇぇぇええええええ!!!」」」」」

悟狼「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 

蓮花の突然の発言に、祭、冥琳以外の女性は驚き、悟狼は食事の後に飲んでいたお茶を盛大に吐き出した

 

孫策「母さん!!どうゆうこと!?」

孫権「そうです母様」

蓮花「あやつは今噂の天の御遣いだ。だから呉に天の血を入れるの為にお主達には夫婦になってもらう」

孫策「そんなの認めないわよ!!」

甘寧「蓮花様、それには賛成できません」

蓮花「じゃあどうするんだ?」

孫策「私と勝負してもらうわ!」

蓮花「負けたら認めるのだな?」

孫策「えぇ!夫婦にでもなんでもなってやろうじゃない!」

蓮花「他の者もそれでいいか?」

孫権「姉様が負けたら私も認めます」

甘寧「私も異論はありません…」

陸遜「私もそれでいいですよ~」

孫尚香「シャオもそれでいいよ!」

蓮花「決まりだな」

 

その頃、悟狼は

 

悟狼「あっちでなんか話が勝手に進んでいるんだが…つうか夫って!?」

冥琳「言っただろ?できることから、と」

悟狼「言ったけどよ…」

冥琳「それとも私達と夫婦となるのは不満か?」

悟狼「そういうことじゃねぇだろ。ほら孫策が凄い形相でこっちを睨んでいるんだが」

祭「男じゃろ!うじうじするな」

悟狼「いや、うじうじはしてないが…」

蓮花「悟狼!武器は持ってるか?」

悟狼「いや、俺は武器は使わないんだ」

蓮花「そうか、じゃあ今すぐ戦う準備をしてくれ」

悟狼「ま、戦うのは好きだしいいか」

 

こうして悟狼は孫策と戦うことになった

 

 

半刻が経ち、訓練所の中心に悟狼と孫策が立っていた

 

孫策「着替えたのね」

悟狼「スーツじゃやりにくいからな。いつもの服装に着替えた」

 

悟狼は道着を着ていて色は山吹色で胸と背中には〇の中に悟と書いてある

 

祭「蓮花殿、悟狼は雪蓮殿に勝てると思っておるのか?」

蓮花「思っていない。雪蓮は呉の中で私の次に強いからな」

祭「それじゃあ認められませんぞ?」

蓮花「私が気に入ったんだ。雪蓮達もそのうち気に入るさ。それに悟狼の武も見たいしな」

祭「そうか。悟狼~がんばるんじゃぞ!」

蓮花「悟狼!おまえの武、見させてもらうからな!」

冥琳「がんばるのだぞ」

孫権「姉様!がんばってください!!」

孫尚香「二人ともがんばれ~」

陸遜「がんばってくださ~い」

 

甘寧「それではいいですか?(雪蓮様こんな男倒してください)」

悟狼「あぁ」

孫策「えぇ」

甘寧「では…始め!」

 

ダッ

 

先に動いたのは孫策だった

 

孫策「はっ!!」

 

孫策は悟狼目指して縦に斬りつけた

 

バンッ

 

しかし、悟狼は孫策の攻撃をジャンプしてかわし、空中で一回転して孫策の後ろに着地した

 

孫策「くっ!」

 

ビュン

 

孫策はすぐに振り向き斬りつけるが、悟狼は後ろにさがりよけた

 

孫策「ちっ!!」

 

この後も同じようなことが続いたが、悟狼は孫策の剣を見事に避けていた

 

祭「まさか、ここまでとは」

蓮花「あぁ…雪蓮の剣をすべてかわしている」

 

蓮花達が話をしている時も、孫策はを緩めず猛攻を振るっていた

 

孫策「やぁああああ!!」

悟狼「よっと」

孫策「また、かわされた!でも…」

 

孫策は悟狼が着地しようとしている場所に剣を向け

 

孫策「これで終わりよ!」

 

ヒュン

 

しかし、剣は空気を斬っただけだった

 

孫策「え?どこ?どこにいったの!?」

 

孫策は周りを見渡したが悟狼の姿がなかった

すると孫権が

 

孫権「姉様…」

 

孫権が指を指した方を見ると

 

孫策「そ、そんなことって…」

 

孫策は、いや全員が言葉を失った

なぜなら、悟狼が空に浮いていたからだった

 

悟狼「今のは少しやばかったな」

孫策「どうして空を…」

悟狼「ん?武空術だよ。あ!この世界には無いのか…じゃあ」

 

悟狼は両手首を合わせ手を開き

 

悟狼「孫策!避けろよ!」

 

そう叫ぶと悟狼は会わせた手を腰の辺りに持っていき

 

悟狼「か~め~は~め~」

 

孫策(何かくる!)

 

孫策は身体を即座に横に転がした

悟狼「破――――――――!!!」

 

どーーーーーーーーーーーーーん

 

悟狼の手からかめはめ破が放たれた

 

 

あとがき

 

 

どうでしたか?

 

やはり、ドラゴンボールを入れるのは不味かったでしょうか?

 

でも、これからも頑張っていこうと思います

 

感想待ってま~~~す

 

 
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