No.102343

真恋姫無双~覇道を支える者~魏√6

karasuさん

投稿です
最後に色々と書いているので出来たら呼んでください
過度な期待はせずに生暖かい目で見ましょう

2009-10-21 20:16:16 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:29472   閲覧ユーザー数:19128

この作品はキャラ設定が崩壊しています。原作重視の方はご注意下さい。

時代背景がめちゃくちゃです。

一刀くんがチートです。

それでもいいかたはどうぞ

 

反董卓連合が解散してしばらくの時が過ぎた。

董卓の消えた後漢王朝に諸侯同士の小競り合いを押さえる力はもうなかった。

そんな中、華琳たちは盗賊団だの野盗だのを討伐に出る日々が続いていた―――。

そんな日々の中、一刀は魏の将達のほとんどと真名を許しあう仲になっていた。

 

一刀「なんだこれ?」

一刀は庭の真ん中にある巨大なオブジェを見ていた。

木製のやぐららしきそれは、基部に車輪が付いていて、動けるようになっているようだったが、その上はまだ組み立て途中で何が何だか分からない物だった。

沙和「あーっ! 一刀さんなのー!」

真桜「おー。一刀やん。どしたん?」

一刀「いや、このでっかいのは何なのかなと思ってさ」

一刀がそこまで言うと急に沙和が頬を膨らませながら大きな声を出した

沙和「一刀さんー! 真桜ちゃんがひどいのー!」

一刀「ひどい? ……また、何やったんだ?」

真桜「別になんもしてへんよ」

一刀「……楽進。今日は真桜、何やったんだ?」

真桜「ちょっ! なんでウチやのうて凪に聞くん!」

凪「いえ、特にひどいことは……」

沙和「えー! 凪ちゃんもひどいって言ってたのー!」

凪「ひどくはあるが、理由も分かる、と言ったんだ」

一刀「結局何が言いたいんだ?」

沙和「真桜ちゃん、これが何か教えてくれないのー」

一刀「なるほどな……。で、これ何なの?」

真桜「ふっふー。見て分からへん?」

一刀「いや、分かってたら聞かないから……。お祭りにでも使うのか?」

真桜「そっかー。そう見えるかー。ふふーん」

一刀「なんか楽しそうだな」

真桜「どうしよっかなぁー。教えたろかなー?」

沙和「ずっとこの調子なの! 自分だけ知ってるなんてズルいのー!」

一刀「なら聞かないでいいや」

真桜「ああっ! 一刀のいけず! 普通、そこでもうちょっと食いついてくれんと……!」

一刀「じゃあ一応……。これ何なの?」

真桜「んー。どうしよっかなぁ……」

一刀「そうか。ならもういいや。沙和、楽進、飯でも食いに行こうか」

沙和「一刀さんのおごりなのー?」

一刀「二人分ならかまわないよ。余裕はあるしね」

沙和「わーい! 一刀さんのおごりなのー!」

凪「いいんですか?」

一刀「別にいいよ、俺もおなか減ってるし。第一、特に買いたいものもないから自然と溜まるんだよね」

凪「そうですか……。では遠慮なく」

真桜「ちょっと待ってやー。ウチをおいてかんといてー」

その後、真桜は飯を食べている間三人に無視され続けて本気で泣きそうになっていた。

 

魏・玉座

華琳「………呂布が見つかった?」

桂花「あの戦いの後、南方の小さな城に落ち延び、そこに拠点を構えることにしたようです」

卓上に置かれた地図に置かれた小さな碁石が示すのは、ここからはるかに南西にある小さな城だった。周りには大きな勢力はなく、無法地帯のような場所だった

華琳「なるほどね……。秋蘭、呂布が逃亡した時、何名か武将が同行していたわね」

秋蘭「はい。陳宮も呂布と行動を共にしているという情報が届いています。……恐らく、まだ呂布と一緒にいるのでしょう」

桂花「……どうしますか? 呂布が本気になれば、こちらはかなりの損害を被ることになりますが……」

華琳「……今はほうっておきましょう」

春蘭「何ですと!」

桂花「華琳さま。それはいくらなんでも危険すぎます」

華琳「……霞、一刀。呂布は王の器足る人物かしら?」

霞「…………正直、ようわからん」

春蘭「……どういう意味だ? まさか、かつての味方だったからといって………」

霞「ンなわけあるかい。……恋が何を考えとるか、分からんっちゅうこっちゃ」

華琳「一刀の意見は?」

一刀「こっちから手を出さなければ問題ないんじゃないか。………ただし、今のところはだけどな」

華琳「それに今はもっと警戒すべき相手がいるわ。秋蘭、情報は集まっている?」

秋蘭「はっ。先日の袁紹と公孫讃との争いですが……予想通り、袁紹が勝ちました。公孫讃は徐州の劉備の所に落ち延びたようです」

華琳「それで袁紹の動きは?」

桂花「青州や并州にも勢力を伸ばし、河北四州はほぼ袁紹の勢力下に入っています。北はこれ以上進めませんから、後は南へ下るだけかと」

一刀「なら次の標的は劉備か?」

華琳「さあ………どうでしょうね」

一刀「どういうことだ?」

華琳「麗羽は派手好きでね。大きな宝箱と小さな宝箱を出されてどちらかを選ぶように言われたら、迷わず大きな宝箱を選ぶ相手よ」

一刀「なるほどね」

華琳「わかったようね。国境の各城には、万全の警戒で当たるよう通達しておきなさい。……それから河南の袁術の動きはどうなってる?」

桂花「特に大きな動きはありません」

華琳「一応警戒はしときなさい。それじゃあ今日はこれで終了ね、解散」

こうしてその日の軍議は終了した

 

非常召集が掛けられたのは、その会議から数日と経ってない日のことだった。

一刀「もう袁紹が動いたのか」

華琳「馬鹿は決断が早すぎるのが厄介ね。敵の情報は」

秋蘭「旗印は袁、文、顔。敵の主力は全て揃っているようです。その数、およそ三万……」

華琳「他には?」

秋蘭「報告によれば、敵の動きは極めて遅く、奇襲などは考えていないようです。むしろ、こちらに自らの勢力の力を誇示したいだけというようにも見えます」

華琳「やっぱりバカね」

春蘭「それで、報告のあった城には兵がどのくらいいるんだ?」

秋蘭「およそ七百といったところだ」

一刀「七百か……なら問題ないな」

桂花「はあ!? あんたバカなの? たった七百でどうやって三万に勝つのよ!」

一刀「別に勝つ必要は無いだろう。華琳、たしか袁紹は派手なのが好きなんだよな」

華琳「そうよ。でもそれがどうかしたのかしら?」

一刀「なら、三万の兵力でたった七百くらいしか兵のいないの城を攻めるのを袁紹はどう感じるかな?」

華琳「!! 確かに、そう考えると問題ないわね」

春蘭「どういうことですか?」

華琳「麗羽はとびっきりのバカということを考えたのよ、じゃあ一刀はその城には援軍はいらないと思うのね」

一刀「そうだな……俺と稟、風が三百くらいつれていけばいいんじゃないかな」

華琳「じゃあそうしましょうか、桂花は一応、その城が抜かれた時ようの準備をしておきなさい」

桂花「かしこまりました」

一刀「それじゃあ俺たちはもう行くよ」

稟「まあ今回は特に戦闘も何もなさそうですからね」

風「すぐに帰ってくると思いますけどねー」

 

 

その後、袁紹たちは華琳たちの予想通りに軍を退いて行った。

華琳たちは袁紹たちの無駄な行動の間にも準備を進める、目の前に立ち塞がる大きな馬鹿を滅ぼすために――――

 

 

どうもkarasuです

今回は本当にほぼ原作そのままですね、申し訳ない

次回は拠点にしたいと思っておりますのでいつも通りアンケートにご協力下さい

 

1華琳 2春蘭 3秋蘭 4季衣

 

5流琉 6凪 7沙和 8真桜

 

9稟 10風 11霞 12桂花

 

13張三姉妹

 

ちなみに6,7,8は一緒になる可能性が高いです。それと書き忘れているキャラとかがいましたら報告してください。

 

次の更新はかなり遅くなるかもしれません。ごめんなさい。

 

 

次に謝罪です

新しく始めた蜀√ですが、あまり大佐がたの反応がよろしくないようなので削除させていただきます

少しでも期待して下さっていた大佐がた、本当に申し訳ございませんでした。

しかし、一度やると言ったからには私としてはやりたいと思っていますので、今度は大佐がたにもある程度は満足していただけるように励みたいと思います。

こんな私ですがこれからも付き合っていただけると幸いです。

 

 

ここまで読んでくださりまことにありがとうございました。これからもほそぼそと続けさせていただきたいと思います。


 

 
 
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