No.1012928

マスティマ記 第3章

前書き
これは神の御使い・マスティマが世界の情勢を操るという事を記した書である。

第1章イスラエルの戦(たたかい)
第2章第3神殿時代についての予言

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2019-12-16 12:20:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:476   閲覧ユーザー数:476

3.1まず、始めにマスティマは悪魔の中の王・魔王である。ゆえに、エデンの蛇はマスティマの支配下にあった。2このマスティマはあらかじめ神の許可を得てエバをだましたのである。3しかもあらゆる悪魔はこのマスティマの支配下にあり、(例えサタンであっても)マスティマの許可なくしては動けないのである。4つまり旧約聖書群に登場するサタンおよび悪魔は彼の許可があって初めて名が載るのである。5マスティマ自身については列王記Ⅰの22章および歴代誌Ⅱの18章に記されている。

 

6彼がした業績は聖書には記されていないが、まずイスラエルの王およびユダの王に、主の目の前に悪を行わせた事、(悪顕在)7アッシリアの王およびバビロンの王ネブカデネザルに侵略・破壊・捕囚を行わせた事、(三段階預言実現)870年間ユダヤ人を囚われの身として抑留した事である。

91番目の主の目の前に悪を行わせたというものから語っていく事にする。

10ソロモン統治の時代。神の御前にひとりの霊が進み出て11言った。

「我が神よ。神のしもべダビデの子であるソロモンにはダビデと違い心の陰りがあります。どうか私にソロモンの心をそのままに表してご覧にいれましょう。」

12それに対して、神は言われた。

「魔王マスティマよ。神が人を試すにはまだ早い。まだ待て。」

しかし、マスティマは逆らって13言った。

「我が神よ。それでは遅すぎます。ソロモンは心の中でこう考えております。『神は律法を授けられたが、その律法はどこからどこまでを守り行えば良いのだろう。王国もしくは全人類の為に試してみよう。』14元より律法は完全である事が求められるもの、王は国に対して、つかさはその治めるものに対して、律法を守り行わせる義務が生じます。15律法には「あなたがたの神、主を試みてはならない」と書いてあります。これは我が神がエジプトから上らせた民イスラエルが犯した罪およびアロンの犯した罪であり、金の子牛を造り、それを拝んだ事で、本当の神であられる我が神、主を「試みている」事になります。

 

16これは主の目の前に悪を行う事であり、行いに出ていないだけで世界の(ソロモンも含めて)ほとんどの人々が心の中で律法を犯している事になります。17敬虔と後に言われるような人達も。なぜならば、全知全能であられる我が神、主を「試みている」からです。律法はむしろ心の中でこそ守り行う事が求められるからです。

18全人類の3分の1が我が神を敬愛するようになりましょう。それからでは遅いのです。」

19それに対して、神は言われた。

「魔王マスティマよ。予知は正にサタンの業であり、神にはふさわしくないと、この私は考えている。好きなようにするが良い。」

(ここのサタンとは悪魔全体の事を表す)

 

20マスティマは言葉を熟語として人間に授ける天使であり敬虔という言葉の生み手である。戦争の生み手でもあり、この世に戦争が生まれたのは、マスティマのせいである。


 
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