No.1004015

ぷにドル!#4

赤城まやさん

Aパート「決めごと」
ぷにドルたちはまだ決めてなかったユニット名とリーダーを決めることに…みんなで決めたユニット名でぷにドルの世界へもう一歩踏み出す!
Bパート「学ぶ」
プリースの母国イギリスについて学ぶ梶山、そこから地理の勉強になる。その時のプリースの教え方が…

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2019-09-08 14:00:34 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:798   閲覧ユーザー数:791

Aパート「決めごと」

「ねぇねぇ!」

「どうしましたか、まやさん。」

「「どうしたの~」」

「そういえば、ユニット名決めてないよね。」

まやがそうそう言うと、みんなが驚いた表情をした。

「あっ!そういえばそうでしたね…」

「ユニット名決めないと、大会に出られませんものね…」

「そうだね…うーん…」

「とりあえず、紙を持ってきましょうか…♪」

美森が紙を6枚持ってきた。

「それでは、まずこの小さな紙に自分で考えたユニット名を書き、大きな紙にまとめましょう。」

「は~い!」

「何にしようかな~」

「このユニット名…いい気がする!」

「うーん…迷いますね…これとかう~ん…」

まやと梶山は自分が提案するユニット名が決まったが、美森と豊根、プリースはなかなか決まらないようだ。

 

ユニット名を考えてから30分が過ぎ、5人の意見がまとまった。

「なるほど…」

「それで、これ…誰が決めるの~?」

「私が宮井さんに見せて、決めてもらいます。」

「わかったぁ~!」

「では、行ってきます!」

美森はまとめた紙を宮井さんに見せるため、宮井がいる1階のオフィスに向かった。

 

「さて、美森さんがオフィスに行ってるあいだ、ダンスの練習しよう!」

「「「おぉー!」」」

まやが3人の前に立つ

「いっくよ~!」

「1・2・3・4!」

「5・6・7・8!」

「1・2・3・4!」

「5・6・7・8!」

「豊根ちゃん、少し早いよ~」

「は、はい!」

「まやちゃん、少し遅いよ!」

「わかったぁ!」

4人はダンスの練習をすると、美森さんが帰ってきた。

「ただいま帰りました。」

「美森さんおかえり~」

「おかえりなさい!どうでしたか?」

まやと豊根は美森に歩み寄る。

「えっと、FATprincessに決まりました!」

「おぉ~!いいね~!」

「日本語に翻訳すると「太ったお姫様」ね。」

「お姫様かぁ~いいかもしれないね!」

「そうね♪」

 

「ところで…リーダーは誰でしょうか?」

「あれ、美森さんでしょ?」

「美森さんですよ~!」

「え!?わたしですか?私、ずっとまやさんだと思ってました。」

「そ、それなら私がやるよ~♪」

まやは手を挙げ、みんなはそれに賛同した。

というわけで、ユニット名は「FATprincess」に、リーダーは「赤城まや」に決まった。

Bパート「学ぶ」

「あの、プリースさん。」

「梶山ちゃん、どうしたの?」

「イギリスの料理を教えてください…」

「ええ、いいわよ。」

プリースは少し考える。

「えっと…スコットランドだったらスモークサーモンやフィッシュアンドチップス、チキンティッカマサラとかハギスとかかしら。」

「えっと…スモークサーモンとフィッシュアンドチップスはわかるのですが…ハギスってなんですか?」

「えっと、茹でた羊の内蔵のミンチとオート麦、玉ねぎとハーブを刻んで、羊の胃袋に詰めて蒸すスコットランドの伝統料理よ♪」

「なんか…すごいですね…」

「そうかしら?スコットランドでは一般的な料理だけど…」

「えっと…他には…?」

「イングランドのスポティッド・ディックのカスタード添えとか、ウェールズのウェルシュ・ラビットとかおいしいわよ♪」

「なるほど…一度食べてみたいです!」

「今度、私の母国、スコットランドにいらっしゃい♪」

「はい!ところで…イギリスって確か4つの国に分かれてましたよね…」

「そうよ、右上から順番にスコットランド、イングランド、ウェールズ、アイルランド島の北アイルランドね。」

「4つの国が1つになったのがイギリスなんですね…!」

「そうよ。ちなみにイギリスの正式名称はご存じかしら?」

「知らないです…あっ!連合王国とか!?」

「惜しいわね…正解は「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland.」よ。」

「なるほど…翻訳すると…「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」なんですね…!すごく長いですね…」

「よくアメリカ人の友達からは「UK」って呼ばれるわ。」

「あれですね。イギリスの正式名称ってソビエトよりも長いんですね。」

「ソビエトってまた…懐かしいわね…ソビエトの正式名称は「Union of Soviet Socialist Republics」だものね。「USSR」とも呼ばれているわ。」

「ところで、話を戻しますが…イギリスの4つの国家の位置がわからないんです…」

「うーん…体で表現してみるわね…」

プリースは全身でグレートブリテン島を表し、隣にいる美森を呼ぶ。

「どうしましたか…って!すごい格好ですね…」

「いま、梶山ちゃんにイギリスについて教えてあげてるの…!美森ちゃんも手伝って…!」

「は、はい!えっと私は…どうしたら…」

「とりあえず、私の左側に立ってるだけでいいわ♪」

「わ、わかりました!」

「ほら、梶山ちゃん!これがアイルランド島だよ~」

そういった瞬間、プリースは美森のお腹を撫でる。

「にゃん!」

「ど、どうしたの?」

「す、少し驚いてしまったのです…」

「だ、大丈夫!?」

「は、はい…」

プリースはまたグレートブリテン島の形の真似に戻る。

「えっと…首から上がスコットランドで胸からおしりががイングランド、このお腹がウェールズなの!」

プリースは自分のお腹を左手でたぷたぷさせながら、梶山に教える。

「ということは、ここがウェールズなんですね…!」

「そ、そういうことよ♪そして、美森ちゃんのお腹がアイルランド島、このアイルランド島の上が北アイルランドなの♪」

「なんか…分かった気がする!ありがとう~!」

「いいわよ♪これからももっとイギリスのことを聞いてね♪」

「はい!」

「あ、あの…これ…いつまで続ければいいのでしょうか?」

「あ、もういいわよ…!ありがとうね!」

「は、はい…」

「美森さん、ありがとうございます♪」

「はい♪」

こうして、ぷにドルたちは1つずつ学習していくのであった…

「みんな~!レッスンはじめるぞ~!」

「「「は、はい!」」」

 

 

 


 
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