少し俯瞰気味のアングルの絵を描きたかったのだなあというのは伝わりますが
やはりデッサンの部分で曖昧なところがあり、そう見えないのがもったいないと思います。
三四さんが「肩をすくめているように見える」とおっしゃっているのは、多分よもぎさんが「上から見るから肩の位置はこう見える”だろう”」と思って描いていらっしゃったからではないかと思います。

デッサンというのは「全く何も見ずに人体を描く能力」ではありませんので、自分で同じポーズを取った時に体のパーツがどのような位置に来るのかきちんと確認してから描かれると良いです。
その人物がそこに人体として破綻することなく座っているように見える、というのがデッサンの大事なところです。

曲げた膝の太もも部分もですが三四さんのご指摘にもあるように、同じように床に座って自分の膝を見ていればよもぎさんが描かれたような感じとはちょっと違う…ということにも気づけたと思います。

色の塗り方や線画などは以前に比べてとても丁寧な印象を受けますので、物の質感や絵全体のテクスチャ＆オーバーレイなどを活かしてデジタル特有の加工をされてみてはいかがでしょうか？
質感は革靴の重厚感とツヤ、とか（現時点では塗っただけ、という印象で革じゃなくフェルトのような感じが…）
プレゼントのリボンのサテンの光沢、とかちょっといいプレゼントに見えますよね。
「美は細部に宿る」とはよく言ったもので細かいこだわりを見つけると「おっ」と思います＾＾
オーバーレイもスカートのあたりや床に雪の結晶をランダムな大きさで透かしのように配置すれば賑やかな感じがして良いと思いますよ。

私も匿名で失礼します。

デッサンいついて気にしておられるようですが…。
もしかして、よもぎさんの絵のスタイルは少女マンガを元にしていませんか？

たしかに、見る人の目を絵に長くとどめる今回のようなイラストなら、
絵のうまい人や、絵に対して目の肥えた人には、少し厳しい意見を言われると思います。

しかし、これが一コマ0.2秒で流し読みする白黒の漫画や少女マンガなら、
ちょうどいい具合にテンポ良く情報を伝えられる崩し方だと思いますよ。
もちろん、上の方々が指摘している問題は残っていますが…。
基本的に漫画絵の場合、あまりデッサンにこだわり過ぎると、
絵が重くなってテンポが悪くなると思うのです。

ですから、そういった漫画をお手本にしてイラストを描いてると…。
デッサン狂った人物を描くクセがついてしまうかもしれませんね(笑)


それに、二次創作もされているようですが…。
もともとテンポを早くするために、
漫画家の感性で記号化に近づけようとしているデフォルメ絵なのに。
背景も人物もデッサンにこだわり過ぎると、
なんだか別人のようになってしまうかも知れません。

でも、艦コレなどのアニメ絵は、
わりとデッサンしっかりしているのが多いので…。
その当たりはが悩ましいところだと思います。

漫画絵とアニメ絵、どちらのスタイルを選ぶか、
両方とも描き分けるようにされるのかは判りませんが頑張ってください。


また、あくまで私個人の意見ですので、
よもぎさんの今後の活動の参考にでもなれば幸いに思います。