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Archive for '開発者雑記'

mixiアプリ『アニメ番組表』を作りました

ニュースメールのほうで先に告知してしまいましたが、mixiアプリ『アニメ番組表』を作ってみました。って突然ですね。

mixiアプリとは、国内最大級のソーシャルネットサービス「mixi」で使えることのできる、ソーシャルアプリケーションです。ソーシャルアプリケーションとは、SNS内で使うことの出来るウェブアプリケーション。mixiで言えば、たとえばマイミクとデータを連携したり、mixi上にあるデータを使ったりすることが出来るのです。

 

TINAMIもユーザーパーソナライズ機能の延長として、友達機能とかがありますけれども、正直言って、これはおまけのようなものです。僕らがSNSと名乗らないことからもわかるように、TINAMIをSNS的に発展させるつもりは、実のところあまりありません。

とするならば、すでに大きな母集団として確立しているソーシャルグラフ(友達関係のネットワーク)の中で、連携するアプリケーションを考えたほうが利便性にも繋がるし、もっといろいろな人にTINAMIを使ってもらえるのではないかな、と考えています。

 

今回、mixiがオープンソーシャルに対応し、mixiアプリのオープンβテストを始めるということで、僕らTINAMIも企業としてmixiのパートナーに参加をしました。今後、8月に正式稼働予定のmixiアプリでも、TINAMIとの連携を模索していきたいと思います。

 

というわけで、まだテスト段階ですし、手始めにTINAMIにある「アニメ番組表」を作ってみました。基本はTINAMIのやつと同じ機能なのですが、mixiにアカウントをお持ちの方は、よかったらちょっと使ってみて下さい。

 

 

 【mixiアプリ – アニメ番組表】

  → http://platform001.mixi.jp/view_appli.pl?id=2614

    ※利用にはmixiのアカウントが必要です

 

 【mixiアプリについて(mixiデベロッパーセンター内)】

  → http://developer.mixi.co.jp/appli

 

 【TINAMI – アニメ番組表】 ※参考

  → http://www.tinami.com/anime

δ版の話を少し詳しく(1)

δ版アップデートのお知らせをしてから約1日が経ちました。と、まあそうはいってもニュースメールを出したのが22日の23時過ぎですので、まだ知ってから数時間しか経ってない方もいらっしゃるかとは思います。

プログラムは絶賛進行中ですが、細かい仕様などをフィックスしたりする作業も残っていて、また普段のTINAMIの運営以外の仕事もがっつりのしかかって来ていて、こんな時間なのにまだまだ帰れません(笑)。

現実逃避がてら、δ版について、いくつか細かいお話をしておきたいと思います。

 

■サムネイルは全体表示と切り取りの併用です

すべてのサムネイルを全体表示にしてしまうわけではありません。

全体表示になるのは、主に「作品検索」の部分ですね。ここは、次々とページをめくって絵をたくさん見れるようにしたいと思っています。

切り取りサムネイルだと、少ない情報でピンと来た作品をクリックして楽しんだり、またネタ絵を楽しむのには有利なんですが、トータルで見るとあまりたくさんの作品を見ることが出来ない、といった傾向があるようです。

全体表示だったら、ふだんは10作品しか見ない人でも、20作品・30作品とページをめくる回数が増えるのではないかと思います。そうすることで、閲覧数の全体を増やし、みなさんの作品が出来るだけ見られる機会を増やしたいと思っています。

また、切り取りサムネイルの欠点として、「サムネマジック」という言葉がよく使われます。ご存知ない方に簡単に説明しておくと、例えばキャラクターの顔だけ、見栄えのする部分だけを切り取ってサムネイルにしておきます。サムネイルを見たときは自分の気に入った絵だったのに、クリックして全体を見たら、そんなに(見た人の)好みじゃなくてがっかり、というようなことです。

では、こうしたサムネマジックが起きにくい場所であれば、切り取りサムネイルを残してもいいんじゃないでしょうか。

というわけで、切り取りサムネイルが残るのは、例えばランキングであったり、新着の1ページ目ですね。ランキングで多くの人が支援をした作品は、多くの人に気に入ってもらえる可能性が高いです。ぜひ切り取りサムネイルから見てもらいたいものです。

……というような感じで、2種類のサムネイルを使い分けていきたいと思っています。

ちなみに余談ですが、全体縮小のサムネイルでもサムネマジックは起きます。

 

■「オープン化」しても、登録しないと見れないコンテンツはあります

オープン化ですべてのコンテンツが登録なしに見れる、と書きましたが、厳密には見れないコンテンツもあります。それは投稿したクリエイターが、公開レベルを「登録ユーザーのみ」にした作品とニュースレターです。まあこれは仕方ないですね。あと、年齢制限をかけている投稿作品も、登録しないと見れないようにします。登録したユーザーは、生年月日を登録できるので、それをもとにフィルタリングをする、といった仕組みになります。

 

と、まあそこそこ長くなってしまったのでひとまず今日はこのへんで。

新年度になったのでそろそろ

というわけで4月になりました。

年度が替わっても相変わらず忙しい感じです。

ウェブサイト「TINAMI」のほうはマイペースながら、ちょっとずつアクセスが増えております。大きな宣伝活動もしない中、これはたいへん嬉しいことですね。この調子で、徐々に大きくしていければいいなーと考えております。

 

もうちょっとでリニューアルから1年ですが、そろそろサーバの負荷が気になってきました。時間帯によってはちょっと重かったり、画像の取得に失敗したりしているかも知れません。みなさんの投稿データもだいぶ増えて来ましたし、そろそろ増強が必要な時期でしょうか。

 

実は、TINAMIはサーバ1台でやっています。ちょっと速めのやつを使ってはいるんですけれども、開発スタッフが頑張ってプログラムを少しずつ改良してくれているおかげで、いきなり止まったりとか、緊急のメンテナンスをすることもなく、ほぼ無事に動いているという感じです。あ、3月の終わり頃に、データベースのバックアップサポート用に1台繋ぎましたけれども。もちろん、トラフィックとしては増加していて、γ版開始時の倍にはなっています。

 

幸か不幸か、予定どおり…と言っていいのかな。爆発的に10倍!とかなればそれはそれで嬉しいですが、重くてまったく繋がらない…という事態を引き起こしてしまうと、目もあてられないので…これでいいのかな、と思うことにしています(笑)。

 

そもそも、いまネットの流れって本当に早いですよね。爆発的に盛り上がったと思うと、一瞬で飽きられてしまう。この人々のムーヴメントが僕らにコントロール出来るとは思わないんですけれど、慎重にやらないといけないよね、っていう緊張感はあります。なんだかんだいっても、TINAMIってもう13年もやってるので、ここで潰したくないな、という想いは強いですからね。

 

といいつつも、γ版をリリースしてもうすぐ1年、そろそろ次の大規模アップデートを考える時期になって来ました。1周年の5月1日には間に合わないのですが、6月か7月くらいで、一度大きなアップデートをしたいと思っています。γの次はδ…になるかは未定ですが。

 

まだきっちりフィックスしていないのですが、だいたい以下のことを考えています。まずは交流機能の強化。γ版をリリースしながら、既存SNSが持っていない「作品づくり」や「作品を楽しむ」ことに特化した交流の方法はないか、ずっと考えてきました。その考えが、ようやくまとまりつつあります。それがユーザーのみなさんに受け入れてもらえるかどうかはわからないのですが、なんとか形にして、みなさんの前に出してみたいと思います。

 

また、ポイントのシステムを本格的にリリースします。いま、支援や応援メッセージをすることでなんとなーくポイントが溜まっているかと思うのですが、それがようやく使えるようになります! ポイントは、TINAMIのコンテンツで使えるものが基本です。TINAMIにはユーザーからお金を取るシステムは現状でありませんし、ポイントはTINAMIを使うことで自然発生するものなので、貯まってもお金に換金することは出来ません(笑)。クリエイターを応援したり、TINAMIを盛り上げてくれたことで手に入るものだと考えてもらえればいいでしょうか。そのポイントが交換できるものは……例えばクリエイターの人であれば、自分の作品づくりにプラスになる何か、に替えることが出来たり、ユーザーであれば応援したクリエイターから貰えるお礼の何か、にするつもりです。って、抽象的な話ですみません。準備はしていますが、まだまだお話する段階でもないかなと思うので。

 

それと、出来ればやりたいことのひとつに「オープン化」があります。これはつまり、TINAMIに登録していないユーザーでも、みなさんの投稿した作品を見ることができるようにすること、です。いままで、TINAMIがオープン化せずに登録ユーザーにしか中身を見せてこなかった決定的な理由、それはただひとつ「トラフィック」の問題です。誰でも見れるようにすると、作品単位でネットの世界からリンクが貼られ、予期せぬアクセスが集中し、それによってサーバが不安定になります。前述のとおり、僕らはトラフィックをある程度コントロールしたかったので、あえてオープン化を選びませんでした。

 

ですが、そろそろサーバ増強および分散処理をするメドもつきましたし、このへんでオープン化してもいいんじゃないかな…と。まだまだ開発段階のことが多くて正直なんともいえないのですが、是非やりたいことのひとつです。

 

そうすると、ユーザー登録した意味ないじゃん!? と思われるかも知れませんが、それは大丈夫です。ポイントシステムが稼働すれば、登録ユーザーとしてTINAMIを利用したことによる恩恵はちゃんと受けられます。まあ、あとクリエイターになるためにはどっちにしろユーザー登録してもらわないと、ってのはあるんですけれどね。あと、登録ユーザーには、検索結果には絵を全体表示した(切り取りじゃない)サムネイルを出す…っていうふうして、登録して使ってくれているみなさんへのアドバンテージとしたいと思います。サムネイル切り取り方式の是非についての話はまたちょっと長くなるんで、次回のエントリにしましょうか。

 

あああと、これも間に合えばなのですが、そろそろ年齢制限コンテンツも解禁していきたいかも…まずはR-15から、っていう段階的なものになると思いますが、「これきわどいんだけど大丈夫かなー」って、心配させるのもそろそろ申し訳なくなって来たんで(笑)。

 

と、まあだいぶ長くなってしまったんですが、まだまだやりたいことがたくさんあるんで、是非ともおつきあいください。みなさんに楽しく使ってもらえるように、これからも頑張っていきますんで。

 

うーん、こうやって書いてると、ウェブづくりってホントに楽しいな、って思えてしまいます。

金曜の深夜にこの文章を打ちながら、少しにやけている(であろう)自分がキモいです(笑)。

本年初

なにげに今年最初の雑記です。放置と言ってもいいくらい。ごめんなさい!

ていうか、忙しいのです。なんだかよくわからないけれど。

 

もうすでにみなさんお気づきかとは思いますが、TINAMIは、ウェブサイト「TINAMI」単体の収入で生計を立てているわけではありません。もちろん、サイトからは広告費等の収入もあります。でも、それだけで採算が取れているわけではないのです。

 

TINAMIという会社がどんな仕事をしているか? ということは会社概要にありますので、ここを参照してくださいませ。

 

ウェブサービスだけで採算を取ることが出来れば、ウェブサービスの構築だけに注力できるのですけれどもね。しかし現実はそうは甘くはないというか。

と共に、ウェブの中だけで閉じたコンテンツというのも面白みはあると思うのですけれども、僕らとしては、ウェブで面白いと思ったことは、積極的に外のコンテンツと繋げていきたい!というのがあるんですよね。それゆえに、ゲームや出版などとのコラボレーションをしている、といった感じです。そして、ネットで活躍している作家さんにも外の世界で活躍してもらいたい!と思ったら、いつのまにかこんなことになっていた…というわけです。

 

なので、今忙しいのはどちらかと言えばTINAMIのウェブの作業というよりかは、前述の作業のほうだったりします。3月公開の某実写映画のコミカライズを単行本1冊まるまる担当させて頂きました。

 

そんな感じでいろんな仕事をしていますが、うちの名前が表に出ることはあまりないかもですね。編集やディレクションはあくまで裏方作業ですので、本の奥付とか見ないと名前は入ってませんから。でもそれで全然オッケーなんですけれどもね。

 

と、まあそれはさておき、ちゃんとウェブのほうもいろいろやっております。

かなりお待たせしてしまっていますが、ポイントを使うコンテンツの準備をはじめました。まだ具体的にはヒミツですが…わりと準備に時間がかかるんで、きちんと発表出来るのは恐らく4月くらいになるのではないかなーと思います。年度がわりに、裏で準備している新コンテンツが一斉に発表出来るんじゃないかな、と思います。

 

リニューアルからもう8ヶ月経ちますが、まだまだ作りたいコンテンツはいっぱいあります。

過去の遺産をいったんリセットするのは勇気が必要でしたが、今となっては思い切ってリニューアルしてよかったな、と感じています。今のシステムに変えたおかげで「こうしたらいいんじゃないか?」っていうアイディアがどんどん出てくるんですよ。いやホントです。

 

他の仕事もあり、かなりゆっくり目のスピードにはなってしまいますが、見捨てられない程度に頑張りますので、ぜひ2009年も、というかこれからもよろしくお願いいたしますー。

 

…相変わらずまとまりのない内容ですみません。眠いんです。ホントはランキングの話書こうと思ってたんだけどね。あっちに書いちゃったからもういいよね。

コンペの講評その後

すみません。先に断っておきますが、今日の日誌は言い訳です(笑)。

 

やー、講評。正直しんどいですね。なんの講評って、echoの4コマコンペの講評です。

前も書いたのですが、正直130件も来るとは思ってなかったので安請け合いしちゃったなあ…と。後悔しております。そのうえ、2〜3行でちょろちょろっと指摘して終わり、ってので済ませられる正確でもないもので、ある程度、詳しく指摘をしていたらけっこう文字数膨らんじゃってますね。1件平均で全角500文字くらいの講評になってます。130人分にすれば、原稿用紙何枚分? 160枚分…計算するんじゃなかった。

 

しんどいんですが、書いてて楽しくはあります。あと思ったより時間かかっちゃうのがね…今日30件くらい書いたんですが、お昼仕事の合間に2時間くらい使って、午前1時から書きだして今3時すぎ…今日はここでギブアップしときます。残りが24件。うーんもうちょっと。土日のどっかで勢いつければ終わらせられる…かな?

 

基本的に、ひとりで書いております。というのもこれもどこかですでに書きましたが、複数人で書くと評価の基準がばらけてしまうんで。なので、かなりお待たせすることになってしまっているのはホントにすみません。年の瀬で仕事もかなり詰まってきておりますけれど、年内には片付けますんでもうちょっとお待ちを。講評が遅いとお叱りのショートメールなんかも頂いてしまいました。こんなこと言ってしまうのは本当に申し訳ないんですが、基本的にこの講評はボランティア作業だと思ってください。正規の労働時間とは別のところでやっています。もし仕事として捉えていたら、正直とても講評とかは出来ません。いつまでに全部あげる、という期限の約束も切っていないのはそういう事情があるんですよ。全部書く、という約束は必ず果たしますので、そこはなんとかご理解頂きたいと思います。ここを読んでくださってる方がどれだけいるかはわかんないんですけれどもね。

 

そしてもうひとつ、講評がついた方へのお願いなのですが、講評がついた後、作品をなるべく削除しないで頂きたいのです。せっかくの講評を、これからマンガを描く他の方への参考にもなると思うので…ぜひ共有財産として認識して頂ければと。それくらい、こちらも一生懸命書きましたので。まあ、お願いレベルでしかないのですが。

 

というわけで、残り24件の方、もうちょっとお待ちを。

そしてその講評が書き終わった頃、つまり年末にまたコンペやります。4コマのコンペもありますので、今回の講評を参考に是非またチャレンジしていただきたいです!

はじめてのオープンコンペ

はじめての4コマ・オープンコンペが終了しました。正直言って決して高い原稿料とは言えないながらも、まさか100人を越えるクリエイターの応募があるとは正直予想していませんでした。

せいぜい、20人くらいだと思っていたんですよ。いやマジで。イラストに比べてマンガというのは敷居が高いだろうから、あまりチャレンジしてきて頂けないだろうなあと思っていたんです。それはTINAMIのもうひとつの仕事である編集業務の経験から感じていたことです。

仕事をしたい人はたくさんいる。でも、みなさんどちらかというとイラスト指向なんですね。イラストは描けるけどマンガは無理です、という方が多い。TINAMIでも商業の仕事をお願いできる作家さんの募集を随時していますが、まず半分以上はこういう感じの方です。

しかしですね、実際に商業でまとまったお金をお支払い出来る仕事で、イラストの仕事って案外少ないんですよ。たとえばちょっとした数千円のイラストであれば、すでに実績のある方に頼んだほうが早いし、手間もかからない。加えて、まとまった仕事といえばライトノベルの挿絵とかなんですが、これはかなり絵に魅力がないと難しい仕事です。それにたいてい1冊あたり作家さんは一人じゃないですか。それを考えると、用意された椅子は本当に少ないのです。
もしイラストだけで仕事をしたい、生計を立てたいと考えている人がいたら、一度冷静に考えてみるといいです。自分の絵は果たして、他のどんな絵描きよりも特徴のある絵かどうか。目立てる絵かどうか。実は、技術的にうまいということよりもこちらのほうが重要です。独自の世界観を持っているか。他の作家でも代わりの利かない絵が描けているか。まずはそこをみつめなおしてください。それでもなおかつ、イラストで仕事をしたい人は、人とは違う何かを身につけるべく、努力をしないといけません。
過去、ライトノベルの挿絵作家を何人も出版社に紹介してきましたが、採用された人はそういう人ばかりです。少なくともうち経由の作家さんに限って言えば。

逸れてしまったので(笑)話を戻します。そんな感じですので、まあマンガだしそんなに集まらんなーと思っていたのですね。ぶっちゃけ多くて30件を想定していました。だから、応募してくれた方々には最大限サービスをしたいと思い、全員に講評をつける、というお約束をしたのです。いや、してしまったのです…。

それがまさか100件越えるとは…(しつこい!)。なので、講評も頑張って書いているのですが、やっと半分くらい書き終わったところです。お待ちくださってる方、すみませんがもうちょっと…申し訳ないですorz

その待っている間、といってはなんですが、自分の作品の講評だけでなく、自分以外の作品や、その講評にも必ず目を通すことをオススメします。というのも、講評を書いていて特に感じるのは、みなさんの作品でダメなところというのは、いくつかにパターン化されているからです。ダメだった方は、自分と同じ問題を抱えた別の作家さんがいる、と思って頂いて差し支えないです。講評を立て続けに読んでいると、何度か同じような内容に出会うと思います。それは決して、僕が手抜きをしているのではありません(笑)。本当に同じなのですね。

ほかの人のネームを100人分(しかも失敗作←バカにしているわけではないですが、ここではあえてそう呼びます)を見れる機会というのはそうそうないです。それを見て、自分の作品も同じ問題を抱えていないか。じっくり検証してみてください。それをやり、問題点がしっかりと洗い出せ、かつ次の作品の制作に活かせるのならば、きっともっと面白いマンガが描けるようになりますよ。

というわけで、すべての講評が出揃うまではもうちょっとお待ちを…(結局そこか)

ひそかに再開してみます

たいへんご無沙汰しております。

放置しちゃってすみません。

 

実はあれから続きを載せようと、文章をがっつり用意していたのですね。でも書きながらふと思ったのです。こういうつもりでこうなんだ!って全部説明したところで、果たしてそれがいいことなのかどうなのか?と。まだリニューアルしただけで、やりたいことの半分も出来ていなかった時にいろいろ書いても、これって言い訳みたいじゃないかなーって思ってしまいまして。

それだとどうも有限不実行みたいでちょっとイヤ。だったら不言実行で行こう!と。余計なことを書くよりかは、ひととおり機能を実装してから、そこでまた書こう!

 

という感じなのでございます。

あれから半年。おかげさまでかなりの機能を設置して、リニューアルにおいてやりたかったことの7割くらいは形に出来た気がします。まだもうひとつだけ、大きな試みを残しているのですが、当初の目標までは実行できました。

その目標とは「コンテスト」や「オープンコンペ」などの、しっかりとした仕切のある参加企画をやること。これが実は投稿システムを入れたかった理由のひとつだったりします。

 

まあ、コンテストなんて過去いろいろなサイトで行われてきましたよね。だからとりたてて珍しいもんでもない。それは僕らも感じてます。ただ、いまTINAMIが出来るコンテストは、コンテストをコンテストたる存在にすること、です。

 

今までネットにあったコンテストは基本的にアマチュアが実施しているものでした。それがもちろん悪いことではないのですが、それだと賞を取ったり評価されたとしても、結局人気投票の延長でしかないのですね。言い換えれば「権威がない」のです。世間一般で「賞」といわれるものを思い浮かべて下さい。たとえば芥川賞でも直木賞でもいい。ああいった賞を取れば、作家は何かを勝ち得ることが出来ます。それはお金とかであってもいい。でも賞がつくことで得られるのは、作家として書きたいものが書けるようになったり、仕事を貰えたり、名前を覚えてもらったり。といったような目には見えないけど大事なものです。ネット上で何かをやるからには、ユーザーの人気投票というのはもちろん重要です。だけれども、それ以外の尺度が存在します。特に、商業で仕事をしたいと思っている人達には、お金を払って仕事を依頼してくれる「クライアント」の存在が無視できないわけです。そしてユーザーに直感的に受け入れられるものと、商業においてクライアントに要求されるものは必ずしもイコールではない。ここが非常にむずかしい。

 

それをどんな形かで実現出来ないか?と模索したのが今のTINAMIのコンテストシステムです。他人から評価される、ということをユーザーからだけでなく、もっといろいろな価値観から提供したい。それによりクリエイターのみなさんが向上できれば…なんて考えているわけなんですけれども。もっとも、これはシステムだけあってもダメで、有意義な企画を提供していかなきゃならないのでそこがこれからの苦労ポイントだったりもするのですけれどもね…いま水面下で2〜3個企画の提案をしておりますので、また近いうちにいろいろやれると思います。目指すは月イチ開催ですね。

 

 

とか、なんかだらだら書いてしまったのですが、またぼちぼち復活します。さっき書いたように、過去書きためておきながら放置した文章も残ってるので、徐々に載せていければとも思います。よろしければまたお暇なときにでもお付き合いくださいませ。

 

そろそろ見てる人も減ってきただろうし、もうちょっといろいろぶっちゃけて書こうかな、なんて。

とりあえず、今日はこれにて。

リニューアル1週間経過・雑感

おかげさまで、リニューアル後1週間が経過しました。

リニューアル直前まではかなりばたばただったので、ゴールデンウィークは若干、ゆっくりさせて頂きました。とはいえ、サイトの動向が気になって、精神的にはあまりゆっくり出来なかったのかも知れませんが(笑)。

 

もともと、のんびり、じっくりサイトを構築する派だったのですが、今回はそれを改めて、とにかくゴールデンウィークまでに一旦、新サイトをロールアウトする、という目標で進めていました。ゆえに見切り発車の箇所もかなり多かったかと思います。

もともと、β公開後半年くらいで、今のシステムをリリースしたいと思っていたのですが、年度末までに、TINAMIとは別の大きな企業プロジェクトに参加していまして、そっちの仕事に追われていました。TINAMIのサイト自体は広告などを取り、商業的になんとか運営をしていても、やはりそれだけでは回っていきません。外部から大きな仕事のオファーがあれば、それを優先させなければいけないのが苦しいところです。

 

今回、みなさんの反応で一番大きかったのは「検索サイトでなくなった!」という意見でした。

TINAMIの新しい試み、として評価をしていただいたケースもあれば、なんという改悪だ!と酷評を頂いてるケースもあります。まさに賛否両論です。

良くも悪くも、これはインパクトを持って受け入れられたようです。そういう意味では成功だったのですが(とか書くと怒られますかね?^^;)

 

この判断が正しかったかどうか、については、これからのTINAMIを見てください、と言いたいところです。

しかしそれだけでも不親切かなーと思いますので、そういう決断に至った理由なんかを、この場でゆっくりと書いていきたいと思います。

 

ただ、最初にひとつ。

世間的な「検索サイト」という肩書きを、捨てざるを得なかった。

ということだけは先にお伝えしておきたいです。